上下斜めマニアの自撮り齋藤と申します。
貨物列車が出発を待っている武川駅で途中下車。駅構内は広く、三ヶ尻線という貨物線の分岐駅でもあります。秩父鉄道三ヶ尻線は、武川~熊谷貨物ターミナルを結んでいます。
武川駅
武川駅周辺は住宅街がひろがっています。貨物列車が止まっている風景にうらやましさを覚えますが、これを日常と思って暮らす沿線の方々から見る風景と、わたくし斎藤が見ている風景は違ったものであることは想像できます。
武川
歩道橋から駅構内を見ることができます。貨物かっこいいですね。小さいころから歩道橋から見る鉄道風景が好きでした。松戸駅の歩道橋から見る常磐線は迫力がありました。15両編成で特に103系なんてのは爆音で来ますし、通過する貨物・特急の迫力が、線路を伝って「来るぞ、来るぞ!!」と心の中でワクワクしたものです。
武川
黄色の機関車はデキ500形の502号機。1973年に日立製作所で製造され、現在も活躍中です。黄色の前にある青の機関車は、1951年製造のデキ100形108号機です。調べてみると、元松尾鉱業鉄道のED502が1972年10月11日の松尾鉱業鉄道全廃に伴って、秩父鉄道に譲渡され、同年12月に秩父へ到着後、改造や整備、塗装変更の上1973年1月20日にデキ107・108として竣工したとなっています。経歴がいぶし銀の108号機に出会えました。
武川
この写真の題名は『機関車より写りたがる斎藤』です。自撮り齋藤の神髄ともいうべき一枚です。