こんにちはタケです。
ミステリー好きがこうじてミステリークイズを書いてみました。
良ければ謎を解いてください。
特にマイミクさんのmulberryさんとレオンさんに挑戦します(笑
冗談は置いといて楽しんでもらえばと思ってます
ちなみにこのミステリークイズはお客様に出しているレターに同封したところ正解率は2割でした。
ミステリーのコミュにしたところ今のところ正解率は8割でした。
やっぱりミステリー好きの方は正解率が高いです。
連続殺人の序章
俺はナイフを握りしめている。前に歩いている女性を殺すために・・・
小走りで後ろからドンと一突き、続けざまにもう一突き。女性は声にならない小さな悲鳴を上げたが、力なく倒れた。
そして徐々に瞳から光が失われていくのがわかった。
とっさに周りを見渡した。目撃者はだれもいない、目撃される恐怖と戦いながら小走りに走って行った。
その日はあまり寝付けなかった。恐怖?それとも興奮?いままでに体験したことがない感情が渦巻いていた。
あの女性とは何の面識もないし、恨みもない、いわゆる通り魔殺人だ。ある女性を殺すためには、仕方がないことなのだ!と恐怖をぬぐうかのように何度も自分に言い聞かせた。
「あなた、早く食事終えてよ。あと片づけが大変なんだから!」
嫁の美佐子とはもともと夫婦仲が良くなかったが、俺が交通事故を起こしてからは特にきつく当たるようになった。
それだけならまだしも調査会社によると、どうやら浮気をしているらしい。そう、ある殺したい女性とは美佐子のことだ。
俺のプライドを引き裂いた美佐子をどうしても許すことができない。美佐子へのドロドロした気持ちが広がっていった。
だが冷静にならなければならない。美佐子を殺害すればすぐに私に容疑がかかる不仲なのは周りも知ってるからだ。「どうすればいいか?」と考えているとふと閃めいた。嫁だけを殺すと発覚しまうので何人か殺して、連続通り魔殺人の犯行に見せかけて、嫁の時には完璧なアリバイを作れば疑われることはないだろう・・・
そして私は完璧なアリバイを思いついたのだ・・・
1週間後・・・「ピンポン♪」
突然、チャイムがなりドアを開けると、
「こんにちは警察のものですが、2,3聞きたい事があるのですが・・・」
190センチ近くもある大男が警察手帳を出していた。
「阿賀佐といいます。この地域に起こった殺人のことで聞きたいのですが、なにか目撃したとかはないですか?」
「いや、ないですね。その日はどこにも出かけていなかったので・・・」
「実は菅さんらしき人が現場から立ち去ったとの目撃情報があるのですが、心当たりはないですか?」
刑事は真実を見透かすような鋭い眼で私を見つめている。
「私を疑っているのですか?」
「私が通り魔殺人をしたというのですか?私はこんな・・・」と言いかけたその時、突然玄関のドアが開いた。
「阿賀佐警部、新しい証言が取れました。」
阿賀佐とは対照的な小柄な男が入ってきた。その男は阿賀佐に耳打ちをしている。
「菅さん、今日のところはこれぐらいで・・・」
「阿賀佐警部、どうでした?」
「おそらくあいつが犯人だと思う」と阿賀佐は確信を深めたようだった。
「でも菅容疑者に犯行は無理なのではないですか?」
「そのために1つ調べて欲しいことがある。それは・・・」
「なるほど、しかし菅が犯人だとして、凶器はどこに捨てたのでしょうか?」
「凶器のある場所は見当が付いている。菅容疑者ならではの隠し場所だ。あれなら持っていても誰も気づかない。」
問題
1、阿賀佐はなぜ菅を犯人だと確信したのでしょうか?
2、この文章の中である事実が隠されています。それは何でしょうか?
3、凶器はどこに隠したのでしょうか?
2が分かればおのずと3がわかります。
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