「SMBC経営セミナー」
昨日からいよいよ始まった。
40名くらいだろうか。
同族会社の承継者や、一般企業の経営幹部、その候補者など、さまざまなフィールドと立場で日常を生きる方々が一同に「前向きに」取り組むこのセミナー(結構費用もかかる)は、予想以上に面白いかもしれない。
講演には辛坊次郎もかけつけていた。
「これは言っちゃあいけませんよ」だらけの、非常に有意義な講演だった。
なかでも「濡れない傘」を売る福井の会社の成功秘話に興味を抱いた。
また、白い恋人や赤福の復活のポイントにも関心を持った。
講演を通じて、「事実の向こう側にある真実とは何か」という意識を常に持てと熱く語っておられた。
本当とはなんなのか。
とある顧客からのクレームに、意外と、会社発展の核心となる真実が宿っているかも知れない。
「110年」
サッカーのクラブ世界選手権を深夜、テレビで見た。
普段あまり深夜にテレビを見ないのだが、この日はたまたま面白くて、最後まで見てしまった。
テレビどころか、実は私、現在、新聞をとっていない。
引越しを機に、新聞に頼らず、一度自分の体だけで、実際に見たり聴いたり感じたりした本当の情報を集めてみようと試みているのだ。
先のSMBCセミナーで辛坊次郎の講演を聴いていて、テレビや新聞を見ようとしないことは、そう悪いことではないように思えた。
話題をサッカーに戻す。
決勝はアルゼンチンのなんとかいうチームと、スペインのFCバルセロナというチームの戦いだった。
FCバルセロナの戦い方は本当にすばらしい。
創立110年の老舗にふさわしく、基本的なフォーメーションこそ以前とまったく変えないものの、選手がそれに縛られることなく、自由なサッカーを実現しているように感じられた。
相手も相当守備的だったが、バルセロナのDFプジョルを中心とした守備の堅さは際立っていた。
一番にくいと思ったのがスーパースター、メッシである。
同点で迎えた延長、いままで動きがほとんど止まって見えていたメッシが、急に走り出し、右サイド後方からのセンタリングを胸で強引にゴールに沈めてしまった。
メッシはこの試合、このときまで、本当に目立っていなかった。
完全に相手守備に抑えられ、味方のボールさえまわってこなかった。
一体彼のなにがすごいんだろう、とさえ私も思った。
土壇場で「ここしかない」というタイミングに、真似できないような突破の仕掛けを見せ(走り出しの瞬間、マークについていたベロンに自ら体当たりして、攻めの先手をとっていた)、決勝ゴールを決めてしまう鮮やかさ。
時代のスーパースター、メッシがいる創立110年のバルセロナを見ていて、創立113年の弊社には何があるのだろうか、と無茶な比較とは思ったが勝手に妄想してしまった。
監督は弱冠38歳の元FCバルセロナの選手、グァルディオーラである。
「フォワード」
よくお世話になっている融資元に言われる。
「今西組さんの経営姿勢は、サッカーに例えるならば、ディフェンスの本当にすばらしいチームと言えます。
最近の戦い方はとても堅く、点数を取られる様子がないのは結構なことです。
フィールドで戦う人数が11人が8人になったからといっても、全員でゴールを守
っていれば、点数は入れられないに決まっているのです。
ただ私が言いたいのは、結果、0-0はあっても、1点取らなければいつまでたっても勝てませんよ、ということです。」
フォワードは誰だ。
フォワードは一体誰だ。
いや違う。
フォワードだけじゃない。
老舗バルセロナの戦い方に、尊敬の念を表します。
昨日からいよいよ始まった。
40名くらいだろうか。
同族会社の承継者や、一般企業の経営幹部、その候補者など、さまざまなフィールドと立場で日常を生きる方々が一同に「前向きに」取り組むこのセミナー(結構費用もかかる)は、予想以上に面白いかもしれない。
講演には辛坊次郎もかけつけていた。
「これは言っちゃあいけませんよ」だらけの、非常に有意義な講演だった。
なかでも「濡れない傘」を売る福井の会社の成功秘話に興味を抱いた。
また、白い恋人や赤福の復活のポイントにも関心を持った。
講演を通じて、「事実の向こう側にある真実とは何か」という意識を常に持てと熱く語っておられた。
本当とはなんなのか。
とある顧客からのクレームに、意外と、会社発展の核心となる真実が宿っているかも知れない。
「110年」
サッカーのクラブ世界選手権を深夜、テレビで見た。
普段あまり深夜にテレビを見ないのだが、この日はたまたま面白くて、最後まで見てしまった。
テレビどころか、実は私、現在、新聞をとっていない。
引越しを機に、新聞に頼らず、一度自分の体だけで、実際に見たり聴いたり感じたりした本当の情報を集めてみようと試みているのだ。
先のSMBCセミナーで辛坊次郎の講演を聴いていて、テレビや新聞を見ようとしないことは、そう悪いことではないように思えた。
話題をサッカーに戻す。
決勝はアルゼンチンのなんとかいうチームと、スペインのFCバルセロナというチームの戦いだった。
FCバルセロナの戦い方は本当にすばらしい。
創立110年の老舗にふさわしく、基本的なフォーメーションこそ以前とまったく変えないものの、選手がそれに縛られることなく、自由なサッカーを実現しているように感じられた。
相手も相当守備的だったが、バルセロナのDFプジョルを中心とした守備の堅さは際立っていた。
一番にくいと思ったのがスーパースター、メッシである。
同点で迎えた延長、いままで動きがほとんど止まって見えていたメッシが、急に走り出し、右サイド後方からのセンタリングを胸で強引にゴールに沈めてしまった。
メッシはこの試合、このときまで、本当に目立っていなかった。
完全に相手守備に抑えられ、味方のボールさえまわってこなかった。
一体彼のなにがすごいんだろう、とさえ私も思った。
土壇場で「ここしかない」というタイミングに、真似できないような突破の仕掛けを見せ(走り出しの瞬間、マークについていたベロンに自ら体当たりして、攻めの先手をとっていた)、決勝ゴールを決めてしまう鮮やかさ。
時代のスーパースター、メッシがいる創立110年のバルセロナを見ていて、創立113年の弊社には何があるのだろうか、と無茶な比較とは思ったが勝手に妄想してしまった。
監督は弱冠38歳の元FCバルセロナの選手、グァルディオーラである。
「フォワード」
よくお世話になっている融資元に言われる。
「今西組さんの経営姿勢は、サッカーに例えるならば、ディフェンスの本当にすばらしいチームと言えます。
最近の戦い方はとても堅く、点数を取られる様子がないのは結構なことです。
フィールドで戦う人数が11人が8人になったからといっても、全員でゴールを守
っていれば、点数は入れられないに決まっているのです。
ただ私が言いたいのは、結果、0-0はあっても、1点取らなければいつまでたっても勝てませんよ、ということです。」
フォワードは誰だ。
フォワードは一体誰だ。
いや違う。
フォワードだけじゃない。
老舗バルセロナの戦い方に、尊敬の念を表します。
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