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羽衣、二日目、「ラッキー」

2009年07月02日 08時29分54秒 | Weblog
赴任二日目、朝、南海・羽衣駅で電車を待つ。
「なんば」という大阪の中心地から、急行電車で25分の位置にある。
羽衣駅の、何でもなかった景色。
高校生だったときにはなにも感じなかった案内版や標識。
今ではそれらの景色から、何か特別な、運命的なものを感じることができる。
東京から拠点を大阪に移した。
まったく、「宿命って、、、」変な気持ちである。

懐かしい満員電車に揺られていると、ふと会社が抱える問題の一つが頭を過ぎった。
急に、いつもの憂鬱な気分に陥る。
せっかく垣間見えた久々の通天閣も、そんな感情の影に隠れてしまった。
ああ、今日も先を読まなくてはならない。

そういえば、大学の頃、麻雀でよく負けていたのは、場の流れを見極められず、結果先が読めなかったからだ、とあらためて思う。
もう、負けるわけにはいかない。
麻雀はやらなければ負けないで済むが、やらないでは済まないことが人生には結構ある。

今朝、朝食を食べながら目に映った二羽のハトは、家の庭を舞台に、まるで主人公かのように堂々とキョロキョロ飛び回る。
瞬時に反応することが最優先。
動物と人間の違いとは、「意識」できるかどうかだと友人から聞いたことがある。
首を動かす(動かしまくる!)ことで気配を探るハトを見ていて、ああ、近視眼的だ、と感じた。
その場その場の対応。
いい意味で、臨機応変。
悪い意味で、読みが甘い。
ああではいけない。

そういえば、大阪赴任初日も雨だった。
2009年7月1日。
朝礼の挨拶のなかで、ある女性弁護士がクライアントに「私と出会えてラッキーですね。」と言ったことについて、皆さんに話した。
詳しくは、明日のブログで。

さあ、今日も歩こう。
まず、私が歩くんだという気持ちが重要だと先輩から聞いた。
自分が歩かないと、周りも歩かない。
歩かないと、歩かない。
アルカナイト、アルカナイ。
現在の社況から見てわかるように、私よりももっと憂鬱なのは、私ではない。
社員の、みなさんなのだから。

遠くで、東京で、同じ方向をむいてる、期待していただいている人たちがいる。
遠くっていっちゃいけなかった。
きょうは、机廻りの整理整頓からはじめます。

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