"FOR THE CUSTOMER"

創業120年の建設会社「今西組」の六代後継者が あなたの”いいね”を築く!

ホンモノ、「生む苦しみ」、ラッキー

2009年07月03日 10時21分35秒 | Weblog
今朝の大阪は曇り、FMラジオからは「今日は一日中、雨でっせ」と聞こえた。
当然のことだが、大阪と、東京では、FMの周波数が異なる。
東京では80.0 が、80.2 である
80.0 に合わせてみた。
ザー。
少し悲しかった。

朝食をテラスで食べる習慣ができつつある。
やはりマンション住まいでは果たせない「つかの間の楽しみ」が一軒家にはある。
反面、大敵との対策もすすめないといけない。
週末は蚊取り線香を大量購入の予定である。


ホンモノ

写真は弊社の社是である。
今まで、弊社のポスターやパンフレット等でしか私自身、目にしてはいなかった。
先日、机の整理をしていて、ふと柱の入隅に立てかけてあった掛け軸がどうしても気になった。
片付けるのが面倒だなと気が散ったが、今それを開けないともう二度と見ることはないだろう。
そう思い、中をあけると、「ホンモノ」の登場である。
法隆寺の住職に頼み込み、弊社に当時在籍していた社員のおかげで書をいただくことが現実化したと聞いた。


「生む苦しみ」

皆さんのおかげさまで、3年の数月を経て実現している、浅草の新築プロジェクトが現在進行中である。
先日、建物の上棟を終え、いよいよ仕上げの段階に突入している。
その発注者の方より、午後を少し過ぎた頃、お電話をいただいた。
私からはじめに言葉を伝える。
「先日の定例、お疲れ様でした」
「いや、こちらこそお疲れ様でした。」
「定例のモノ決めって、いざ当事者のお立場になられると大変な作業でしょう」
「デザイナーやモノ創りに従事される方が、よくおっしゃる「生む苦しみ」を少し実感でいていると思います。」
続けてこうおっしゃった。
「いい勉強をさせていただいています。次回の建築にも大きく役立つと思います。」
大変熱心な方で、私自身も尊敬している。
例え、施工者であるわれわれがどうフォローしようが、発注者の方の思惑や心情とは正確にはわからない。
実際に当事者になってみないから、「そうですよね、気持ち、わかりますよ」などと、たやすく言ってしまうのかも知れない。


ラッキー

「私と出会えて、ラッキーですね」
こうクライアントに言い振舞った弁護士がいる。

私自身、そのクライアントの方とは数年来、プライベートも含めて親しい関係を続けさせてもらっている。
二年ほど前だったと記憶するが、ご紹介いただいたのがその女性弁護士である。
私も大変尊敬している。
いくどとなく、経営等の相談を聞いてもらっている。
「「弁護士としての私」への相談以外だったら、なんでも聞いて構いませんよ」
その都度いただく言葉が、とても鋭いものである。
いつも帰りの電車で、忘れないように、メモを必死にとる私。
当ブログでも、何度か「お言葉」を引用させていただいている。

弁護士とクライアントの方とは、とある縁からずっと関係が続いているそうだ。
現在では、所有不動産に関する諸問題への対応をお任せされている。

お二人で雑談されるなか、ふと、こうクライアントにおっしゃった。
「私と出会えて、ラッキーですね」

いっけんすれば「なにをえらそうに」といいたくなるところだろう。
だがしかし、さらにクライアントとの絆を深めたこの発言とは、弁護士の、ひそかな自信だけでなく、親身になって堂々と接せられる姿勢の裏づけといえる。
私が、まさに目標とする、輝かしい仕事人としての理想像である。

先日の本社での朝礼で私は、このことを例に、社員の皆さんが、堂々とお客さんに対して仕事をなされることの意気込みの重要性について述べさせていただいた。

ときに竣工引渡し時に、ときに契約時に、
「私と出会えて、ラッキーですね」
みなさんがお客様に、こう堂々と言える「プロフェッショナル」たることを願って。
「私と出会えて、ラッキーですね」
私がみなさんに、こう堂々と言える「近く明るい将来」を見据えて。

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