昨シーズンQTファーストラウンド敗退。その結
果長~いオフシーズンを過ごし、今シーズは出場
が確約されている試合はなくゼロからのスタート
を強いられた島野プロ
出場できる予選会やミニツアーを探してはこまめ
にエントリー。それ以外はできるだけ練習ラウン
ドをこなしながら、昨シーズンのリベンジを果た
すべく準備を進めてきた。
「正直長かった」「『試合に出れない悔しさ』
をずっと抱えて過ごしてきた」By島野プロ
「試合に出れない」⇒「賞金が稼げない」だけ
ではない。
試合に出場すると、そこで参加プロ、大会関係
者、メーカー担当者等と出会い、いろんな情報
交換ができる。
時には「こんな試合があるから出てみる?」と
声をかけられることもでも、試合に出場しな
ければ(出ていればあったかもしれない)声を
かけられる可能性はゼロ
試合に出てこそプロ
悔しい思いを糧にここまで戦う準備をしてきた
島野プロ。
いよいよ、8月30日(火)~9月2日(金)奈良
柳生カントリークラブ(奈良県)で開催される
QTファーストステージ、翌週9月5日(月)、
6日(火)六甲国際ゴルフ倶楽部(兵庫県)で開
催される日本オープン最終予選に出場します。
と言うことで、今シーズン正念場を迎えた島野プ
ロに意気込みを聞きました
※昨シーズン「吠えた」結果燃えつきてしまった(2021年8月
30日のブログ参照)のを反省して、今回は静かに抱負を語って
もらいました。
昨年度のQTファーストラウンド敗退の要因を
「技術的と言うより気持ちの問題」「ミスする
」⇒「不安になる」⇒「(また)ミスするんじゃ
ないかな(=マイナスの自己イメージ)」の悪
いサイクルを断ち切ることができなかった
と分析する島野プロ。
どんなに万全の体制を整えて試合に臨んでもミス
はするもの。ならば「『ミスをしない』ではな
く、ミスの後『どう考え、どうしのぐか』が大
切」を意識し、この1年練習ラウンドを重ねなが
ら、常に考え、最悪の状況下でもなんとかする
ゴルフを心掛けてきた。
今でもミスの後不安になることはある。
でも「やれることはやってきた」「(不安でも)
いけると思える自分がいる」By島野プロ
話を聞きながら、島野プロを支援する会社の社
長が「3月の太平洋チャレンジの予選会(栃木県
太平洋コース佐野クレストコースで開催)で粘
れたことが転機になったんちゃうか」と話して
いたのを思い出したキャサリン
以前のブログでも取り上げたこの予選会。みぞれ
交じりの雨そして風…
「無茶苦茶寒かった」By島野プロ
アマチュアゴルファーのキャサリンからすれば
「そんな悪天候下でよぅゴルフするなぁ~」
と思うような最悪のコンディション下で多くの選
手がスコアを伸ばせず苦戦
そんな中島野プロは73(+1)となんとかしのい
でホールアウト。
残念ながらカウントバックシステムで最終ホール
ボギーの島野プロは本戦出場ならずだったけど、
5名が出場できる本戦に(島野プロと)同スコア
の4名のうち2名が出場。
悪天候下でもくずれず自分のゴルフを貫き通せた
ことは自信になったはず
技術面ではどんなことに取り組んできたのか聞い
てみると、
アプローチとパターの精度を上げること
アプローチは、ウエッジを提供してくれているモ
ダートさん(栃木県)の工房を訪ね、信頼する
クラフトマン須田さんに教えを乞うことで
「アプローチの引き出しが随分増えました」と
のこと。
8月に開催された太平洋オープンゴルフ選手権で
栃木に行った際も立ち寄って新しいウエッジを受
け取り、アプローチの指導も受けてきました。
↑ 新しいウエッジを手に須田さんとのツーショット。
それにしても「黒っ」「島野プロ黒すぎるやろぉ~」
…byキャサリン、アニー、ちゃた他多数
パターに関しては、自分のパッティングの傾向
(クセ)を知るために福岡のスタジオでパター
測定り、いろんなパターを試したり…。
実は島野プロ、パッティングの際、インパクトが
強く入るタイプ。ややもすると(いわゆる)パ
ンチが入り3パットしてしまうことも…
それだけにヘッドが軽めのパターを使ってみるな
ど試行錯誤を繰り返したこの一年。
まだまだ「仕上がってます」とは言えないけど、
試合が開催されるコースのグリーンに少しでも
早くアジャスできるよう努力し続けていきます。
By.島野プロ
どんなに良いショットをしても最後はパター。
「一筋違った(だけ)」も
「あと1㎝(惜し~い)」もダメ
カップインしてこそプロ
最後に、いよいよ来週に本番を迎えた今の気
持ちを聞いてみたら、
「不安はもちろんあるけど、あるけどワクワ
クもあります」
できることはしっかりやってきた自信に満ちた
表情できっぱり
今年はやってくれる予感
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