令和2年9月1日より 前歯にもCAD/CAM冠の適応範囲が拡大されました。
色のついていない箇所(上下第2大臼歯)も歯科用金属を原因とする
金属アレルギーを有する場合は保険で治療可能です。(皮膚科などで金属アレルギー検査の診断書が必要になります)
歯科用で使われている金属の主成分は 金、銀、パラジウム、チタン、プラチナ、その他多数の金属が使われています。
また、上下第一大臼歯を保険CAD/CAM冠で治療する場合は上下顎両側の第二大臼歯が全て残存している必要があります。
前歯に使うCAD/CAM冠ブロックをミリングして模型にセットした写真です。
思っていた以上に綺麗な仕上がりなったので驚きました!!
ハイブリッドセラミックの材料とはいえ、このクオリティで保険治療が出来るのは患者様にとって大変喜ばしい事だと思います(^^)
白山歯科クリニックでは、複数のメーカーの材料を検討した結果
現在 前歯用タイプⅣ CAD/CAM冠ブロックは、YAMAKIN株式会社さんのKZR-CAD HR ブロック4 イーバを採用しております。
このブロックは三層のグラデーションがあり、より天然歯の色彩に近づける事が可能です。
2014年 CAD/CAM冠が保険適用されてから さまざまな材料を使用してきましたが
メーカにより同じシェードでも 色彩や透明度が違ったりします。
当院では、保険治療でも患者様にとってベストな治療を選択してもらいたいとの信念のもと院長、スタッフ一同仕事に励んでおります。