沖縄県 那覇市 白山歯科クリニック ブログ

院内 専属 CAD/CAM D.T        ご予約は 098-859-0669 沖縄県 那覇市 小禄5-17-1 

デジタル歯科技工について

2014年08月30日 | CAD/CAM
歯科業界もデジタル化の波がきてます。
やはりハイブリットレジンCAD/CAM冠の保険適用は時代の流れや金属の高騰など、その他いろいろな要因で適用になった事でしょう。
現在の、保険CAD/CAM冠の適用部位は小臼歯のみですが! 
数年後には適用範囲も広がるとおもいます(個人的な予想です!)
他にも、個人的な予想で保険適用になりそうだなと思うのが口腔内用光学印象スキャナーですかね! 
この製品の初期型の頃は、でかすぎ、印象とるの難しい、あまり精度がよくない、その他もろもろ不満がいっぱいあったみたいです(^_^;) どこのメーカとは書けないですが。
でも今では、精度もかなりよくなって形もコンパクトになり、日本人の小さい口にも使えるようになったな~と思う感想と臨床でも十分使えると思いました。 

毎年、大規模なデンタルショーは行くのですが近年の技術革新はすごいですね(^o^) 最近気になってるのが3Dプリンターですかね、
展示場などで3Dプリンターを見たり、聞いたりするのですか歯冠修復で活用するより義歯のフレームやクラスプのパターンなどの製作に使用した方が有効的だと思います。

3Dプリンターは歯科業界のみならず、さまざまな業種の企業が導入をしています。
価格は家庭用3Dプリンターで30万円 物によっては数万円(精度は微妙!)などの商品も販売されておりますが、歯科技工に応用できるほどの3Dプリンターは数百万円ぐらいの資金が必要です。
しかし、ここ最近の3Dプリンターの市場は急成長しております 市場が大きくなれば!「3Dプリンターの開発を行うメーカが増える」、「利用者の需要が増える」、市場拡大による歯科業界の最大のメリット!「今よりも安く、精度のいい3Dプリンターが購入できる」と考えております。 

CAD/CAMや3Dプリンター市場の動きに注目ですね!
今後の歯科業界に大きく影響してくるでしょう。


9月7日のセミナーに参加

2014年08月19日 | セミナー
和田精密歯研株式会社 様が沖縄県口腔保険医療センター 2F大研修室にてセミナーを開催するみたいです。 個人的に3Dプリンター式技工の内容が気になりますので院長と私でセミナーに参加する予定です。

CAD/CAM用石膏

2014年08月04日 | CAD/CAM
商品名はセレックストーンBCです。
パウダーなしでスキャンできるCAD/CAM用石膏です。↓↓

この石膏はCAD/CAM用に開発された石膏で歯科医院には、なかなか置いてないとおもいます。

↑↑こちらは、メーカもいろいろありますが歯科医院で使われている硬質石膏です。商品名はニューダイヤストーンです。どちらの石膏も口腔内の型をとった時に流す、歯科専用の石膏です。

この二つの石膏の違いは!
(セレックストーンBC) →圧縮強さ[MPa]110、硬化膨張0.08%
・スキャン時にパウダーの必要なし!

(ニューダイヤストーン) →圧縮強さ[MPa]48、硬化膨張0.20%
・スキャン時にパウダーの必要あり、パウダーの厚み分がCAD/CAM冠の適合に影響する場合があります。
このように セレックストーンBCの方が硬化膨張率も低く、強度も2倍あり とても優秀な石膏ですね。しかし!!材料コストも2倍なんですけどね(^_^;)

保険で白い歯

2014年08月01日 | 保険CAD/CAM冠
最近いそがしく、ブログの更新ができなくてスミマセン。
今日は、口腔内にセットする前の保険CAD/CAM冠の画像を載せました。

この保険CAD/CAM冠は咬合面にステインをしていません。だいたいの人の歯は咬合面や前歯の表面にうすく茶色の着色よごれがあり、保険CAD/CAM冠にもステイン処理を行いますと自然な仕上がりになりますが! 歯磨きなどをしているうちにステイン処理をした部分が剥がれ落ち面が荒れて変色しやすくなったりする事があります。当院では、歯科技工士が機械研磨で滑沢に仕上げを行っております。審美性重視の患者様は自費のオールセラミッククラウンがおすすめで、審美性、強度、耐変色性、生態親和性がとてもいいです。