リーゼント矢板(やいた)の【学ラン22年組】

リーゼント・学ラン・モノづくりのブログ

学ラン・コレクション(6)〜銀座グループ展記念・日替り学ラン&リーゼント3日目〜

2020-11-14 | 学ラン
こんにちは。

リーゼント・学ラン歴19年(2020年現在)リーゼント矢板(やいた)です。

10月末の銀座の長谷川画廊でのグループ展『GINZA EXHIBIT』 
そこで、日替わりでリーゼントと学ランを変えようと思いう企画を密かに行なっておりました。


今回はその3日目に着用の学ランです。

〜銀座グループ展記念・日替り学ラン&リーゼント3日目〜

今回は海軍型学生服(蛇腹学ラン)です。

〈メーカー・ブランド〉三越
〈着丈〉61cm
〈襟高〉3.8×4.3cm
〈前ボタン〉なし(ホックが左右互い違いに7つ)
〈袖ボタン〉なし
〈裏地〉小豆色・総裏仕様
〈肩幅〉42cm
〈袖丈〉61.5cm
〈その他〉蛇腹・サイドベンツ・パネルライン


今回の学ランは海軍型学制服です。
この学ランの最大の特徴は前ボタンがなく、ホックやファスナーで開閉するデザインになっているところで、非常に珍しい学生服です。 

この海軍型の学ランはオークションでもたま〜にしか見かけません
だいたい3〜4万円台で落札されています。

しかし上記の金額は海軍型学生服の標準丈での話


今回の学ランが特にレアリティが高い理由は、海軍型学生服の短ランタイプになっているという事です!

ただでさえ数の少ない海軍型(蛇腹)学生服。その短ランタイプとなると、もう、ポケモンで言うところの…………
イヤ、ビックリマンシールで言うところの…………。。。


すいません、どっちも集めてませんでした。


とにかく一般に出回らず、手に入りづらいモノになっています。

珍しい学ランですが、80〜90年代のジャンプを読んでいた方々にはどこか見覚えがありませんか?


そうです!

私が学ラン・リーゼントを始めるキッカケになった漫画の1つ。
『ろくでなしブルース』の薬師寺がまさにこの様な蛇腹の短ランを着用していました!



この日のリーゼントも薬師寺をイメージしたセットにしてみました。


はい、学ランの紹介に戻ります。


蛇腹
特に、蛇腹とよばれる装飾が、襟や裾、フロントに使われているモノは蛇腹学ランと呼んだりもします。この学ランには、襟・フロント・裾・袖・胸ポケットに蛇腹が使われています。



表地・裏地
表の生地はウールを含んだサージ生地です。
前回まで紹介した学ランはカシドス織りという生地で、生地の表面が平面的に織られています。サージ生地は表面がよく見るとライン状の凹凸があります。
生地の色は濃紺です。海軍型は濃紺の生地が使われる事が多いです。


そして裏地は総裏仕様で、紫がかった茶色、小豆のような色です。



サイドベンツ
長ランで紹介した、センターベンツは、背中側中央に入った縦の切れ込みの事で、このスリットがある事で動きやすくなります。
この学ランは左右両サイドにスリットの入ったサイドベンツ仕様で、裾にはホックがあるので閉じる事もできます。この蛇腹学ランは短ランなのでそもそも動きにくさは無いので、デザイン的意味合いでサイドベンツが使われていると思われます。



パネルライン
背中の生地の縫い合わせ方が、肩からカーブを描いて裾へ続いていきます。
これまで紹介した学ランには無い特徴なので紹介させて頂きました。

着用イメージ


いやはや、やっと3日目のブログが執筆完了です。

gooブログ 、スマホ・タブレット・PCで出来るので、スキマの時間でスマホ・タブレットで編集仕様としていたのですが、

スマホじゃ画面が小さすぎて、文字の装飾がやりづらいし、
タブレットも、うっかり画面フリックして前のページに戻ってしまって、ブログ編集前の状態に戻ってしまうし、
PCなら上記の問題はクリア出来るけど、なぜか保存したはずが前回の保存状態に戻ってたり、、、上記それぞれが数回ずつ起きているので、ホント進まない進まない。

マジでブログは自分に合わないと思いました!笑
今後の創作活動が迫っていて、こんな事に毎日時間取られてる場合じゃあ無いんですが、優先順位的にこの日替わりシリーズを終わらせないといけないのです。


ではまた、次回がいつになるかはわかりませんが、日々少しづつ書いていきますので、年内には5日目まで更新完了出来るといいなぁ。気長にお待ち下さい。

学ラン・コレクション(7)〜銀座グループ展記念・日替り学ラン&リーゼント4日目〜

でお会いしましょう。

⚡️夜露死苦⚡️

あ〜疲れた。
 
Twitter @regent_164
Facebook @Hiroshi Yaita
Instagram @yaitahiroshi
オリジナルグッズSHOP【矢印良品】
 

学ラン・コレクション(5)〜銀座グループ展記念・日替り学ラン&リーゼント2日目〜

2020-11-02 | 学ラン
こんにちは。

リーゼント・学ラン歴19年(2020年現在)リーゼント矢板(やいた)です。

10月28日から始まった、銀座の長谷川画廊でのグループ展『GINZA EXHIBIT』
先日無事に終了致しました!

ご来場頂いた皆さま、ありがとうございました!





それに伴い、日替わりでリーゼントと学ランを変えようと思いう企画を密かに行なっており、毎日ブログ 更新するつもりでした。


が、ブログ 作成になんとも時間がかかること、かかる事。。。




全然更新出来ませんでしたッッ!




なので、時間に追われる事なく、ジックリと振り返りながら更新といきましょう。

そうしましょっ、そうしましょっ、そうしましょったら、そうしましょ!


〜銀座グループ展記念・日替り学ラン&リーゼント2日目〜

2日目の学ランはセミ短です。



〈メーカー・ブランド〉MAX RUGGER
〈着丈〉58cm
〈襟高〉2.5cm
〈前ボタン〉5個
〈袖ボタン〉1個
〈裏地〉ブラックパープル・台場仕様
〈肩幅〉45cm
〈袖丈〉58cm
〈その他〉オールステッチ


セミ短とは、セミショート短ランの事で、標準よりは短いが、そこまで丈が短くないセミショート丈の短ランです。
着丈60cm前後が多いでしょうか?ベルトは隠れるけど、ズボンのポケットは露出しているか、少し隠れる程度という感じです。

そもそもセミ短はいわゆる派手な変型学生服好きには好まれない傾向があると感じます。それは、短ランとしては長すぎて中途半端と感じるからでしょう。
実際、標準額制服はダサいけど、短ラン・長ランにいく勇気がない学生がセミ短に落ち着く、というパターンもあると思います。

長ラン・短ランはそれぞれの美学があり、私も大好きです。しかしながら、極端な長さの着丈、主張の強い裏地や、袖ボタンの数は、やはり見方や、着方によっては途端にダサくもなってしまうという側面があるのも事実。

それに比べ、派手さを抑えたセミ短はウエストをくびれさせたシルエットのものが多く、スマートでスタイリッシュ。全盛期は1cm刻みで様々な丈の学生服がカタログに載っていました。
セミ短は、実はヤンキーというより、カジュアルなオシャレ学生のアイテムだったりします。


背抜き裏地・台場仕様
裏地は背中部分の生地が無い、背抜き仕立てになっています。背中部分の裏地が無い分、通気性が良く、軽いです。




また、内ポケットの周りが表地と同じ生地を使用した台場仕様になっています。スーツにも使われる仕立てで、上着の型崩れ防止や、裏地の張替えのしやすさ装飾的意味合いで使われるそうで、手の込んだ高級仕立ての証とされています。




裏地の色はブラックパープル。パッと見は派手さは無いですが、光の当たり具合で、パープルが綺麗に輝きます。


そして、短ラン〜セミ短には多い、オールステッチも使われてます。




着用イメージ



ではまた、次回、

学ラン・コレクション(6)〜銀座グループ展記念・日替り学ラン&リーゼント3日目〜

でお会いしましょう。

⚡️夜露死苦⚡️
 
Twitter @regent_164
Facebook @Hiroshi Yaita
Instagram @yaitahiroshi
オリジナルグッズSHOP【矢印良品】