Martin 000-28 1973 left handedそのⅡ
前回は入手までの経緯を記しましたが いよいよ名医登場 の巻
C Tダブル000 toraは000-45のAniversary Model
Dr今井はこのギターの問題点を淡々と語り、
試奏中に気になっていた「音程の甘さ」これはこの時期のMartin社の特徴だそうで要は押弦するとシャープ気味なんですね (あちらの方はこのほうが気にならないらしいです)
続けます。
Dr今井は問題を語り終えると、一呼吸置き私の顔を正視して大手術をお勧めになりましたので、この時ばかりはさすがの私も愛子の病い告知を受ける親の如くうな垂れてしまいました ・・がDrの言葉の迫力には負けました。
「必ずや今の音より数段良い音になることを保障します しかしLeftyなもので私が仕上がりに弾く事が出来ないのが、少々気がかりですが」
Dr今井との初の試みで、仕上げ時は 私が試奏しながらという事になりました。手術・入院は2度に渡り、フレット打ち換えは勿論の事、サドル・ブリッジの作り直しに加え、トラスも勿論いじっています あっ!ペグも変えました。
という事でオリジナルにこだわるコレクターの方からは張り扇ものでしょうが、「楽器は道具・・」の私には何をこれしき、案の定 Drのおっしゃるとおり000-28は今でも涼やかな音を奏でております
勿論アコギはこれ1本!と思える程の信頼度は言うまでもなく。
「・・・そうでしょう、そうでしょう、だって言ったでしょう?ちゃんと手を入れれば100年経っても変わらぬ音ですよぉ~わははは」 う~~ん、名医は偉大です。以来、道具の点検はプロに!が私のモットーとなったのは言うまでもない事です。
入院・手術費?う~ん思い出せないなぁ(ホンとに?)有名楽器メーカーさん?楽器手術保険などの付加事業は考えてらっしゃいませんか?(笑)
今回はこれまで~、次回お楽しみに!
追記:ギター工房の棚にはMartinのBlueCaseやらGibonCaseやらが並び其処にはN渕剛さんE藤賢司さんS崎さんのお名前が・・・その中の玲ちえるの名前は、一際ひっそりと目立って(笑)見えました、はい。
おまけ:Dr今井の作ったサドル
追;上記Photoで分かるとおりPick Guardが経年で反り これも後ほどDr今井の手で作り直し. . . . 「しかし 何をやったら こんなんなるかねェ」by Dr. (-_-;)何もしてないもん。ぐすん
さて 次回は いよいよLes Paulです。お楽しみに
See You !
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます