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人工ビスマス結晶を作ってきた

2011-05-29 00:41:41 | Photo


自宅から少し歩いたところにあるcafeSAYAさんで開催されたビスマスワークショップに参加してきました。
ビスマスというのは原子番号83番の金属元素。これを一度溶かしてやって、
そのあと冷却すると骸晶と呼ばれる独特の形と、酸化膜での干渉による虹色をした結晶が生成されます。
これを体験しよう、というのがビスマスワークショップです。

予約無しだったので最初は傍から眺めていただけだったんですが、参加者さんが一通り作り終えた後に
材料に余裕があるということで飛び入りで参加させていただきました。


ひとまず2つ作らせてもらって、気に入った方をいただけることになりました。
最初にできたのが、トップに載せた写真のやつ。大きい結晶に成長しなかったものの、
青い結晶の床にニョキニョキと背の高い黄色い結晶が伸びあがり、まるで水中都市のよう。
これはこれで捨てがたいものがありました。


ただ、もうひとつのほうが圧倒的にすばらしい出来だったので、そちらを選びました。







表はこんな感じ。比較的大き目の骸晶が、黄色やピンク色に輝いています。











こいつの素晴らしいのは、裏側が異なる雰囲気の結晶になっていて、裏も表も楽しめるところ。
早い段階で冷えた外周部は青色に、中央の成長した結晶部分は黄色やピンク、緑色に輝いています。








ちなみに原材料というか、生成前のものはこんなかたまり。よくある金属片です。
これを溶かして冷ますだけでこんなに複雑な形状になるというのだから、自然は本当に不思議でいっぱいですねぇ(;´~`)




ということで初めての人工ビスマス結晶づくりを堪能してきました。
次回も参加して、今回とはまた違った風貌の結晶をゲットしてきたいと思います。

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