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改編期

2004-03-29 13:44:24 | Weblog
なんだかんだでもう3月も下旬である。
長いと思っていた春休みもあと少しで終わり。
そして4月からは4年生だ。不安……

はてさて、高校時代において三月の下旬という時期は特別な意味があった。
それは、ラジオ番組の改編時期だからだ。
そのころの自分は毎日深夜の2時まで起きては必死になって声優・アニメ系の番組を聴いていた。
確か最高で一週間に40時間ほどラジオを聴いていたと記憶している。
しかし、今ではさすがにそこまで聞くことはなく、本当に気が向いたときにのみ聞くほどになった。

で、今回の改編で、ついに『超機動放送アニゲマスター』が6年半の長い歴史に幕を落とすことになった。
ラジオ番組では半年(2クール)で終わることが少なくなく、長くても1年というのが相場だ。
一部10年続いているGMや20年続いているRadiコミのような例外的な長寿番組もあるが、
6年半続いてきたというのはとても長いほうに入る。

自分にとってこの番組は確か自分がラジオを聞き始めたころに始まった、とても思い出深いラジオ番組だ。
当初は日曜の6時半からの2時間番組だったが、その後月9に移動し(野球のせいだ)、
最終的には現在の土曜の9時からの2時間に移動していた。
思えばアシスタントも随分変わっていた。
番組開始時は菊池志穂と池澤春菜、次に菊池アウトで豊口めぐみが入ってきて、
池澤アウトで榎本温子、榎本アウトで山本麻里亜というように、様々な声優さんが受け持っていた。
というか、とよぐっちーはほぼ全部、6年間もアシやってたんだ。驚き。



自分が聞いていたのは番組開始時から榎本温子が入ってきたころまでだったと記憶している。
それ以降はなんか……昔に比べて面白くなかったので聞かなくなっていた。
別にアシスタントがつまらないというわけではなかった。あっちゃんは面白い。それは認めよう。
それよりも企画や特集がつまらなかったのだ。番組も3年目に入り、やることがあまりなかったのかも
しれないが、どうもぱっとしない企画・特集が多かった気がしたのだ。

その後、大学に入り天文研で忙しくなってからはそれまでヘビーリスナーだったのが嘘のように
思えるほど、まったく聞かなくなっていた。
それでもマリ姉のGMだけは続けて聞いていたが、それもいつしか聞かなくなり……
そしてアニゲマスターの終了を知ったのは、たまたまつけたラジオでやっていた
アニゲマスターでおたささが言っていたからだった。

自分が聞いていたころの企画で一番面白かったのは、
『叱って春菜ちゃん、なぐさめてめぐみちゃん』
というコーナーだった。あのコーナーではリスナーを叱る/なぐさめるはずが、
逆にアシスタントの二人がなぐさめられたりへこんだりするという、企画倒れがしょっちゅう起こっていた。
そんなところがあの番組の面白かったところだと思う。



さて、最終回の放送は歴代アシスタント勢ぞろいだった。
菊池志穂、池澤春菜、豊口めぐみ、榎本温子、山本麻里亜、そしておたっきぃ佐々木。
この6人がしゃべっていたのだが、やっぱりこのメンツでラジオをやると面白い。
なんであの番組が6年半も続いたのかが分かった気がした。
そして、今更ながらこの番組をもっと聴いていたい気分になった。
それから、誰がなんと言おうと自分がこの手のラジオが本当に好きなんだなと思った。
ありがとう、さようなら、アニゲマスター。
またひとつ、番組が星になった。
年々グレードがダウンしてきている感があるA&Gラジオ。
自分がまた聞きたくなるようなラジオが現れることを期待しつつ、ありがとうと言いたい。
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