物色

採点作業が一段落したので、丸の内オアゾの丸善４階に物色に行ってきました。

今は新年度間近なので、手帳コーナーが設置されているのは当然のこと、
ニーモシネなどの機能的なノートが並んでいますね。
他にも「パーカー・ウォーターマン」のコーナーが組まれていたりするので、
文房具好きならこの階だけでも一時間以上楽しめます、きっと。




そうそう、万年筆カウンターでペリカンのM800とM400の試筆ができたので、色々いじらせていただきました。

まず気になっていたキャップのねじは、まったく問題ないとわかりました。
プレラのキャップのように嵌合式になっているほうがいいと思ってましたが、
実際に手に取って回してみるとちょうどいいタイミングで外れてくれます。
多くも無く少なくも無く、使いたいときにさっと開けられそうです。
パイロットのVortexのねじ回しがやたら回数が多くて辟易するんですが、
やはり1500円の万年筆と3万円の万年筆を比べてはいけないですね(笑)


で、M800とM400ですが、M800はプレラの小ささ・軽さに慣れた手にはちょっと重いかなぁ。
大きいのは最初から分かっていましたが、ちと私にはまだ使えこなせそうにありません。
あれで極太文字を書くのも確かに楽しそうだけど、それは最早趣味の領域ではないかと。
値段も値段（５万円）と手が届くレベルでないので、仮に手に入れるとしても数年もしくは十数年先じゃないでしょうか。
その頃もこのBLOGが続いているかどうかは……神のみぞ知るといったところでしょう。


そして本命のM400。
EF(極細)、F(細)、M(中)、B(太)、BB(極太)の５種類のニブのものを試筆させていただいた中では、
EF、F、Mの３つのうちどれかが私にはよさそうです。
コンパクトな軸にBやBBのニブで太い文字はやっぱり趣味の領域かもー。
残ったEF、F、Mは、そこまで明確な差がないのでちょっと迷っています。
EFでも国産Fより太いくらいなので、細かい文字を書くような用途には向かないだろうし、
そうすると今のプレラ(M)くらいの太さで書けそうなFにするか、
もしくはちょっと太めのMにして大きめな文字でアイデア出しをするときに使うか……
悩みだすと止まりませんね、これは。




しかし、思っていたよりもニブって硬いもんですね。
プレラやサファリのような鉄ペンが硬いのは当たり前ですが、
14金や18金ならもっとグンニャリいってしまうくらいに柔らかいのかと思ってました（笑）
特にペリカンは柔らかめだと聞いていたので、ちょっと不思議な感じ。
私の気のせいでしょうか。




ともかく試筆できたので、あとはニブの太さと入れるインクを決めるだけ。
そしたら期末業務を終えた段階で、買ってしまおうかと思います。
……ホントはキャップレス　デシモのEFとどちらを先に買うか迷ってたりするんですけどね（笑）