
いつの間にか読書メーターに「本棚」機能が追加されていました。
現在のところテスト中だそうですが、読んだ本にカテゴリタグをつけられるようになり、
「本棚」にてカテゴリを選ぶとそのカテゴリごとの本棚に本が並ぶようになっています。
今までは読んだ本とその感想をひたすらストックすることしかできなかったですが、
これで読書ツールとしてひとつレベルが上がったように思います。
というのも本はただ読むのが目的ではなく、読んで得た知識をどう使うかが重要であり、
よいアイデアを生むには複数の本から得た知識をいかに組み合わせるかにかかってくるから。
松岡正剛氏の「多読術」に
本は読む前から「読む本」であり、読書とは読む前に何かが始まっている |
とあるように、本とはその中に書かれている文章だけが本ではなく、
表紙も立派な本の一部になっています。
こうやって読んだ本の表紙が並んでくれると、思いもしなかった本の組み合わせに気付き、
新たな発見やアイデアが湧いてくる、なんて可能性もあるかもしれません。
ちなみにカテゴリタグの付け方ですが、まずはあまりこだわらずに
直感でどんどん付けていくやり方でいいと思います。
最初から完璧なタグ付けをやろうと思うとなかなか作業が進まないですから、
ひとまず読んだ本すべてに一通りタグをつけてしまって、
そこからタグの統合・分割をしていけば、きっと自分が使いやすい形になっていくはずです。