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日向山に登ってきた

2014-07-15 02:03:56 | ハイキング・登山


職場の山好きと共に、山梨県の北杜市にある日向山に登ってきました。




標高1660mのこの山は、ふもとから見ると単なる低山です。
しかし頂上付近に行くと、一風変わった姿を見せてくれる、面白い山なのです。



矢立石登山口からしばらくは、平坦な林道を進みます。



辺りの風景は低山での森林浴みたい。
でもところどころ崩落しているところがあるので注意。



これが錦滝を越えて山頂付近になると……



急に足元が土から砂地に変わります。
こんな山の上に砂浜ですって?



実はこれ、花崗岩が風化してできた砂です。
この日向山は山頂付近の「雁ヶ原(がんがわら)」と呼ばれる
ザレ場が有名な山なのです。
そしてこのザレ場を登りきると……



奇岩が現れるのです。
あいにくガスっていて見通しは悪かったですが、
それでもこの岩を見た時には思わず「なんだこれっ!」と声を上げてしまいました。






天気が良ければ山頂からは、甲斐駒ヶ岳や八ヶ岳が見られるんだとか。
この絶景の後ろに、さらに絶景が見られるとはなんとも贅沢な。



比較的低い山ではありますが、思っていた以上に満足度の高い山でした。
これは天気の良いときに、もう一度登りたいものです。





今回のルートはこんな感じ。



初心者の場合は北ルートのピストンがよいでしょう。
また、今回の逆回りのルートはザレ場での急な下りが多く、非推奨です。



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