2019年4月3日。
旅行2日目は那覇から宮古島へと移動し、宮古島南東部を観光します。

ホテルエアウェイの朝食。
スパムと野菜の炒め煮やあぶら味噌があるのは、沖縄ならではですね。
こちらの宿は価格は安く施設も古めですが、従業員さんの教育がよく行き届いていて、
フロントでも食堂でも気持ちよく出迎え、見送ってくれました。
少々駅から歩きますが、次に那覇に来るときもここでいいかな。
朝食を食べて身支度を整えたら、昨日買った一日乗車券の有効期限が切れる前に、ゆいレールで那覇空港へ移動します。
そして那覇空港に着いてANAの国内線カウンターに行ったところ、手荷物預かりが大行列になっていてびっくり。
最近の旅行ではほぼ並ばずに手続きのできる地方空港ばかり使っていたので、この感覚をすっかり忘れていました。
そりゃあ大観光地沖縄の玄関ですもの、混雑するに決まってますよね……
那覇から宮古島までは50分ほどの短いフライトです。

宮古空港着陸直前に撮った写真。
残念ながら天気はイマイチ。

宮古空港に着いたら、すぐに路線バス新里宮国線の平良方面行きに乗り込みます。
そして2つ先の宮古自練前で下車し、保良行きのバスに乗り換えます。

もともと宮古島のバス路線は中心街のある平良を起点とし、
各方面へと放射状に伸びているので本来なら平良で乗り換えるもの。

しかし各路線の乗り継ぎがまったく考えられておらず、
乗ったバスで平良まで行ってしまうと保良行きの出発に間に合わなかったのです。

そこで手前のバス停で降りて乗り換えることにした、というわけ。

たった2区間でバスを乗り継ぐのは金銭的に無駄なようですが、
宮古自練前バス停のすぐ近くにはファーマーズマーケットみやこ「あたらす市場」があります。
乗換時間を利用して土地の野菜を見たり昼食を仕入れることもできたので、結果オーライでしょう。

「あたらす」とは宮古の方言で、愛おしいという意味なんだとか。
保良行きに乗り込んだら、終点の保良まで25分ほどバスに揺られます。
この路線バスがくせ者です。
まず、車内アナウンスが一切無いため、土地勘のない旅行者からすると現在どこを走っているのか、
どこで降車ボタンを押せばいいのかがさっぱりわかりません。
しかも、利用者が少ないためスピードを緩めることなくどんどん走るので、降り損ねかねないのです。
結局バスに乗っている間、Googleマップと常時にらめっこしていました。
そもそも宮古島の路線バスは、旅行者にとって使いやすいようになっていません。
しかも地元の人はみな車で移動してしまうので使わない。
観光客に使いづらく、地元の人も使わない。
果たして宮古島の路線バスは誰のためのものなのか、よくわかりませんでした。
定刻通りに保良バス停に到着。

バ、バス停が曲がってる……
ここが東平安名崎に一番近い集落です。
近いといっても岬の突端までは徒歩で片道1時間強の道のりとなります。
そこでこの日は保良地区のいんとぅぱり とぅすらさんに泊まることにして、大きな荷物を預けて身軽な格好で東平安名崎を観光することにしました。

保良の集落から10分ほど歩くと、海宝館に到着。
建物の前にある東屋で昼食をとることにします。

あたらす市場ジューシーおにぎりセットとジーマーミ豆腐、サーターアンダギ。

保良泉ビーチ。
どんよりとした天気ですが、それでも綺麗な海の色を見られました。
宮古島には大きな川がなく、土砂の流入がないので海の水が透き通っているんだとか。
お腹を満たしたら、東平安名崎へと向かいます。
保良地区から東平安名崎までの道はところどころに小さなアップダウンはあるものの、ほぼ平坦で歩きやすかったです。
ただしアップダウンが無いので景色が大きく変わることはありません。
しかも道路は海岸線よりも少し内側に入ったところを進むので、海も見られず。
まあこれは風をよけるためにしかたないことなのでしょうが、
ずっと見所のない田舎道が続くので、修行のような気持ちで歩き続けました。
海宝館から20分ほど歩いて、ようやく海側が開けてきました。

約2キロほど突き出した半島の先が目的地です。
ここからが遠いのなんのって……

遊歩道は舗装されており歩きやかったです。
しかし途中にある東屋のベンチは朽ちて座れないまま。
有名観光地にしては、お粗末な感じでした。
夏の観光シーズンの前には直すのかなぁ?

灯台の近くには白百合が咲いていました。
4月頭だと見ごろにはちょっと早いかな。

平安名崎灯台。日本に16ある登れる灯台のひとつです。
過去に登ったのは犬吠埼、野島崎、御前崎、潮岬、日ノ御碕の灯台なので、これで6つ目ですね。

上からの眺め。
この岬を境に、左が東シナ海、右が太平洋となります。
もちろん便宜的なものなので、境目など見られません。

島の方を見ると、東平安名崎全体を見渡せます。
この角度からだと、あんまり長さを感じられないなぁ。

岬の周辺には、大きな岩がゴロゴロと転がっていました。
これは津波石といって、江戸時代の大地震により発生した大津波により運ばれたもの。
海の上だけでなく岬の上にも見られるので、とんでもない高さの津波だったことがわかります。
晴天には恵まれなかったけど、悪天候でなくてよかったかなと思います。
旅行2日目は那覇から宮古島へと移動し、宮古島南東部を観光します。

ホテルエアウェイの朝食。
スパムと野菜の炒め煮やあぶら味噌があるのは、沖縄ならではですね。
こちらの宿は価格は安く施設も古めですが、従業員さんの教育がよく行き届いていて、
フロントでも食堂でも気持ちよく出迎え、見送ってくれました。
少々駅から歩きますが、次に那覇に来るときもここでいいかな。
朝食を食べて身支度を整えたら、昨日買った一日乗車券の有効期限が切れる前に、ゆいレールで那覇空港へ移動します。
そして那覇空港に着いてANAの国内線カウンターに行ったところ、手荷物預かりが大行列になっていてびっくり。
最近の旅行ではほぼ並ばずに手続きのできる地方空港ばかり使っていたので、この感覚をすっかり忘れていました。
そりゃあ大観光地沖縄の玄関ですもの、混雑するに決まってますよね……
那覇から宮古島までは50分ほどの短いフライトです。

宮古空港着陸直前に撮った写真。
残念ながら天気はイマイチ。

宮古空港に着いたら、すぐに路線バス新里宮国線の平良方面行きに乗り込みます。
そして2つ先の宮古自練前で下車し、保良行きのバスに乗り換えます。

もともと宮古島のバス路線は中心街のある平良を起点とし、
各方面へと放射状に伸びているので本来なら平良で乗り換えるもの。

しかし各路線の乗り継ぎがまったく考えられておらず、
乗ったバスで平良まで行ってしまうと保良行きの出発に間に合わなかったのです。

そこで手前のバス停で降りて乗り換えることにした、というわけ。

たった2区間でバスを乗り継ぐのは金銭的に無駄なようですが、
宮古自練前バス停のすぐ近くにはファーマーズマーケットみやこ「あたらす市場」があります。
乗換時間を利用して土地の野菜を見たり昼食を仕入れることもできたので、結果オーライでしょう。

「あたらす」とは宮古の方言で、愛おしいという意味なんだとか。
保良行きに乗り込んだら、終点の保良まで25分ほどバスに揺られます。
この路線バスがくせ者です。
まず、車内アナウンスが一切無いため、土地勘のない旅行者からすると現在どこを走っているのか、
どこで降車ボタンを押せばいいのかがさっぱりわかりません。
しかも、利用者が少ないためスピードを緩めることなくどんどん走るので、降り損ねかねないのです。
結局バスに乗っている間、Googleマップと常時にらめっこしていました。
そもそも宮古島の路線バスは、旅行者にとって使いやすいようになっていません。
しかも地元の人はみな車で移動してしまうので使わない。
観光客に使いづらく、地元の人も使わない。
果たして宮古島の路線バスは誰のためのものなのか、よくわかりませんでした。
定刻通りに保良バス停に到着。

バ、バス停が曲がってる……
ここが東平安名崎に一番近い集落です。
近いといっても岬の突端までは徒歩で片道1時間強の道のりとなります。
そこでこの日は保良地区のいんとぅぱり とぅすらさんに泊まることにして、大きな荷物を預けて身軽な格好で東平安名崎を観光することにしました。

保良の集落から10分ほど歩くと、海宝館に到着。
建物の前にある東屋で昼食をとることにします。

あたらす市場ジューシーおにぎりセットとジーマーミ豆腐、サーターアンダギ。

保良泉ビーチ。
どんよりとした天気ですが、それでも綺麗な海の色を見られました。
宮古島には大きな川がなく、土砂の流入がないので海の水が透き通っているんだとか。
お腹を満たしたら、東平安名崎へと向かいます。
保良地区から東平安名崎までの道はところどころに小さなアップダウンはあるものの、ほぼ平坦で歩きやすかったです。
ただしアップダウンが無いので景色が大きく変わることはありません。
しかも道路は海岸線よりも少し内側に入ったところを進むので、海も見られず。
まあこれは風をよけるためにしかたないことなのでしょうが、
ずっと見所のない田舎道が続くので、修行のような気持ちで歩き続けました。
海宝館から20分ほど歩いて、ようやく海側が開けてきました。

約2キロほど突き出した半島の先が目的地です。
ここからが遠いのなんのって……

遊歩道は舗装されており歩きやかったです。
しかし途中にある東屋のベンチは朽ちて座れないまま。
有名観光地にしては、お粗末な感じでした。
夏の観光シーズンの前には直すのかなぁ?

灯台の近くには白百合が咲いていました。
4月頭だと見ごろにはちょっと早いかな。

平安名崎灯台。日本に16ある登れる灯台のひとつです。
過去に登ったのは犬吠埼、野島崎、御前崎、潮岬、日ノ御碕の灯台なので、これで6つ目ですね。

上からの眺め。
この岬を境に、左が東シナ海、右が太平洋となります。
もちろん便宜的なものなので、境目など見られません。

島の方を見ると、東平安名崎全体を見渡せます。
この角度からだと、あんまり長さを感じられないなぁ。

岬の周辺には、大きな岩がゴロゴロと転がっていました。
これは津波石といって、江戸時代の大地震により発生した大津波により運ばれたもの。
海の上だけでなく岬の上にも見られるので、とんでもない高さの津波だったことがわかります。
晴天には恵まれなかったけど、悪天候でなくてよかったかなと思います。