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高知・山口を旅行してきた その1 計画編

2013-04-23 02:32:01 | 旅行・鉄道
前回の九州一周旅行から早3ヶ月。
春休みになり、旅するチャンスが再び巡ってきました。
現在の私の旅行の目的はずばり「47都道府県の地を踏むこと」。
冬休みに九州を一通り潰せたので、残るは山形・新潟・鳥取・島根・高知・山口の6県です。



今年は例年より寒かったので、雪の影響で鉄道が止まってしまう可能性がありますから、
この春休みは日本海側には行かず高知と山口を巡ることにしました。



そこで問題となるのが高知と山口を一緒に巡るためのルートです。
地図を見るまでもなくこの2つの県は離れているので、鉄道でささっと回れるはずがありません。
鉄道で渡るには児島~坂出間にかかる瀬戸大橋を使うほかありませんから。
なにしろ25年前までは、本州と四国の間にレールは敷かれてなかったくらいですもの。

そこでその他の手段を探してみると、松山~広島間のフェリーなんてものがあるではないですか。
これこそ渡りに船(笑)
そこで、高知市から土讃線・予土線を経由して松山市に行き、そこからフェリーで広島市に渡り、山陽本線で山口市に到達することにしました。

ただ移動するだけでは面白くないので、観光ポイントも設置しないといけません。
まず高知市では高知城と桂浜、松山市では松山城と道後温泉、山口市では瑠璃光寺に行くことにしましょう。
しかしせっかく遠く高知まで行くのにこれだけではもったいない。
かなり遠回りにはなりますが、足摺岬にも行ってみることにします。






●往路の移動手段について

往路については安く済ますなら「18きっぷ」「ムーンライトながら」のペアが鉄板です。
これは2011年冬の高松岡山広島旅行や2012年冬の九州一周旅行でも使った方法で、
2300円+510円+小田原までの運賃=4000円程度で高知まで行くことができます。
しかしムーンライトながらから乗り継いでいくと、岡山に10時半に着くのに高知に着くのがなんと18時半なのです。
これは土讃線の阿波池田~高知間の普通列車の本数の少なさが原因でして、多度津駅で120分、阿波池田で46分も乗り換え待ちが必要になるのです。
いくら安く済むとはいえ、日が暮れるころに着くようでは観光のしようもありません。



次に考えたのが始発の新幹線で岡山まで向かい、そこから18きっぷを使う方法です。
これだと岡山駅に9時50分に到着し、高知駅に到着するのが16時7分。
費用は 新幹線17060円+18きっぷ2300円=19360円 となります。
お金がかかる割には到着時刻は遅めで、高知城と桂浜の両方を巡ることはできそうにありません。

しかも東京駅始発の新幹線に乗るというのはなかなか大変なミッションです。
そこでもう少し楽な方法は無いかと考えたところ、サンライズ瀬戸の存在を思い出しました。
東京から高松までを9時間ほどで走る、寝台特急です。
これを使えば高松に7時半に着けるので、そこから鈍行列車で行っても14時には高知に入ることができます。


東京→高松 乗車券 11010円 + サンライズ瀬戸シングル 10500円 + 18きっぷ 2300円 = 23810円



そこからもう少し頭をひねりまして。
阿波池田での乗り換え待ちを減らすために、坂出→阿波池田間は特急に乗ってしまい、そこから高知まではゆっくり鈍行の旅にするというルートにしました。
これなら坂出→高知間を特急で乗り通すよりは遅いけれど、午前中には高知にたどり着けますし、特急料金を節約することもできます。



東京→高知 乗車券 11580円 + サンライズ瀬戸シングル 10500円 + 坂出→阿波池田 特急券 930円 = 23010円


なかなか不思議な移動経路ができあがりましたね。
それでは実践に参りましょう。
旅行記事長期連載のスタートです。



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