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道北を旅してきた その11 5日目 日本最北の線路をゆく

2015-09-13 01:05:08 | 旅行・鉄道
 
 
5日目は稚内からスタートです。
日本最北の鉄道、宗谷本線をひたすら南下し、道央の都市旭川を経て、丘の町美瑛へと向かいます。






まずは日本最北端の駅、稚内駅。
ここから7時ちょうど発のスーパー宗谷2号で音威子府を目指します。
6時4分発の鈍行列車もあるものの、早起きできる自信がなかったのと、
どうせその鈍行は音威子府駅で1時間38分も運転停車するのだからということで、
特急料金を払ってでも1時間遅い出発を選んだのです。




日本最北端の車止め。
ここから枕崎まで約3千キロもの鉄路が続いているのです。



スーパー宗谷のキハ261系。
鮮やかなブルーが印象的。



ちなみにこの日の稚内も曇り。
どうも夏のこの街は、雲に覆われるのが多いようです。





宗谷本線の車窓を流れる風景は、おおむねこんな感じ。
ほとんどが原野で、ときおり牧場や農地が見られるくらい。
こんなところまでしっかり鉄道網が引かれていることに感動するとともに、
一方で維持の難しさなども頭を過ります。




8時55分、定刻通りに音威子府駅に到着です。
そのままスーパー宗谷に乗って行けば、10時39分には旭川まで行けるのですが、
それでは味気ない移動になってしまうので、ひとまずここで下車します。





ここ音威子府駅は、すでに廃線となった天北線との乗換駅でした。
今でも路線バスとの乗換駅であり交通の要衝なので、集落の規模に比べて駅は立派です。




音威子府そば

さてこの音威子府駅、実は駅そばで有名なのです。





なんと開店前から行列ができます。
開店5分ほど前にお店の人がやってきました。
そして少し待って出てきたおそばがこちら。



ここのお蕎麦は地元で80年以上続く畠山製麺によるもので、
甘皮まで挽いているため黒い色をしているのが特徴です。
「日本一うまい駅そば」なんて言われることもあるとか。

えっと、実際に食べた感想は……
蕎麦の香りはいいものの、一度に茹でるせいか麺のコシはなし。
駅そばは駅そばですね、やっぱり。
でも列車待ちの時間つぶしにいただくにはちょうどよいかもしれません。




特急を降りてから1時間3分後、9時58分発の名寄行きがようやく出発します。
音威子府駅を出てすぐに、一面に白い花の咲いているのを発見。


おお、これはそば畑ですね。
調べてみると、この辺りが日本最北のそば畑なんだとか。
今回の旅行は日本最北のオンパレードです。


そして音威子府からジャスト1時間で名寄に到着。
乗り換え時間が4分しかないので、慌てながら跨線橋を渡って乗り込みます。



ここまで来ると、民家も結構多くなってきて、
人の気配がちゃんとあるようになってきました。



それでも旭川までの車窓はのどかですけどね。





稚内を出てから6時間50分、ようやく旭川駅に到着です。



旭川駅のあまりの大きさに、びっくり。
言ってはなんですが、街と比べるとやたら豪華です。



ここで富良野線へと乗り換えるのに54分待ち。
お昼を過ぎていることだし、ここで駅弁を買って昼食にしましょう。



旭川駅の駅弁「蝦夷わっぱミックス」にしました。



漆器風のプラスチック容器に
ホタテ・カニ・イクラ・ウニが乗ったわっぱ飯です。
海鮮が散りばめられているのは実に北海道らしいけれど、
冷静に考えると旭川って内陸ですよね(;^ω^)







お昼ご飯を食べ終えたら、富良野線に乗り込み美瑛へと向かいます。


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