
年末に行った滋賀・奈良旅行、1日目午後は彦根観光です。
近江八幡からは琵琶湖線で彦根に移動します。
昼食は ちゃかぽん の「二代目」
雪の舞い散る近江八幡の街を朝から3時間歩いていたので、まずは腹ごしらえを。お昼ご飯は本町にある「ちゃかぽん」さんでいただきました。
「ちゃかぽん」というのは、家督を継ぐ以前の井伊直弼のあだ名なんだとか。

こちらでいただいたのが、うどん「二代目」です。
彦根藩の二代目藩主・井伊直孝公をイメージしたメニューなんだとか。
こちら、近江牛の肉うどんなんですが、ちょっと特別。
生の近江牛がうどんの上に乗せられた状態で配膳されます。

ここに熱々のお出汁をかけると……

お肉の色が変わりました。
これをすぐにいただきます!
しゃぶしゃぶ感覚でいただく肉うどんとは、おしゃれです。
それからお出汁の味が良かったですね。
赤味噌を溶かした出汁なんですが、味噌の量がいい塩梅でした。
こういうのって味噌が多いと単なる味噌うどんになっちゃうもの。
そこをうまくおさえてあるので、ほのかに味噌が香るうどんに仕上がっていました。
食べ方や見た目のインパクトもあって、味もGOOD。
食べログのコメントにもあるように、こういうものは観光客の心を掴むいいアイデアだと思います。
ひこにゃん
さてさて、お腹を満たし体が温まったら、彦根城へと移動します。彦根城と言えばやはりひこにゃん!
ひこにゃんは1日3回、彦根城または博物館にてパフォーマンスを披露しています。
スケジュールや場所については公式HPに掲載されているので、彦根城に行く際には確認しておきましょう。

生のひこにゃんを見るのは初めてでした。
ゆるキャラグランプリ初代チャンピオン、やっぱり可愛いですね。
見た目のかわいさももちろんありますが、それ以上に一つひとつの仕草が「可愛く見える」ように徹底されていました。
あざといといえばそれまででしょうけど、そのあたりを感じさせないのが「ゆるキャラ」ってところでしょうか。

気が付けば30分のパフォーマンスの間に、70枚も写真を撮っていました。
なにやってるんだ、自分……

それからこれは珍しい、ひこにゃんの毛繕いタイム。
小物を使ったパフォーマンスをしていると、
ひこにゃんの顔の辺りが毛羽立ってきちゃうんです。
なので途中でスタッフにブラッシングをしてもらってました。
こういうところを見せちゃうのも「ゆる」キャラですよね。
彦根城
そして国宝彦根城です。
本来はひこにゃんよりも、お城の方がメインですよ!?

彦根城は多くの大老を輩出した譜代大名井伊家のお城。
外から眺めると、なんだか屋根が多いように感じますね。
中に入るとその理由がわかります。
防衛時に備えて、狭間のある隠し部屋がしこんであるんだそう。
築城が大阪の陣よりも前の1610年ですから、戦に備えたつくりになっているんですね。

また、柱にほぞ穴や継ぎがいくつも見られたのが印象に残っています。
一見すると意味のないほぞ穴、やっぱり意味はありません。
実はこれ、隣の長浜城の柱を持ってきたものなんだそうです。
茶房こてつ
近江八幡に彦根と一日中歩き回って疲れたので、彦根城の近くにあったカフェ「茶房こてつ」さんで一休み。

パンケーキとコーヒーをいただきました。
どら焼きの生地から生まれた、もっちりとしたパンケーキです。
んー、ちょっとベタッとしちゃってて好みには合わなかったかなぁ。
個人的にはもっとふっくらしているパンケーキの方が好きです。
あ、コーヒーはとても美味しかったですよ。

ゆるーいひこにゃんと、戦に備えたゆるくない彦根城。
ゆるさと厳しさの入り混じった彦根でした。
初日は彦根で1泊。
明日は長浜を観光したあと、湖西線・奈良線経由で奈良へと移動します。