2017年3月29日、旅行3日目。
この日は午前中にまず米沢市内を観光し、午後は鈍行を乗り継いでいわきへと向かいます。
上杉家御廟
まずは上杉家歴代藩主の眠る、御廟へと参ります。ただしこれが、米沢駅から歩くと40分ほどとかなり離れた場所にあります。
城下町をぐるっと取り巻くように鉄道が走っているため、御廟も城跡も駅から遠いのです。
いちおう西米沢駅からなら10分くらい歩けばたどり着きますが、
本数の少ない米坂線なのでよっぽど時間が合わなければ使えないでしょう。

古くからある街の場合は、たいていこうなりますよね。
鉄道が先にできた新しい街だと、駅を中心に発展するんですけど。
そこで今回は米沢市市民バス市街地循環線を利用します。
米沢市内を左右両回りで循環する路線バスです。
これを使えば米沢駅から20分ほどで御廟の近くへと移動できるわけです。

米沢駅西口のロータリーの南寄りにバスが止まります。

バスにはイラストのラッピングがされています。
この循環バスの愛称は「ヨネザアド号」。
米沢出身の漫画家、ますむらひろし氏のキャラクターが描かれているのです。
米沢駅前9時20分発の右回り循環バスに20分ほど乗ると、
上杉家御廟の最寄りバス停「御廟所西口」に到着。
ぐるっとお城の回りを回っていくので、思っていたより時間がかかります。

そこから2,3分中へと歩けば御廟所の入り口にたどり着きます。


上杉家御廟は米沢藩歴代藩主の墓所。
上杉謙信の霊廟を中央に置き、その左右に歴代藩主の霊廟が並んでいます。

こうやって歴代藩主が一つ所に集められ祀られているのは、全国的にもとても珍しいところ。
テレビ番組で見たことがあって一度は訪れてみたいと思っていた場所です。
実際に見てみると月並みな言葉ではありますが、歴史の重みを感じます。

上杉神社
上杉家御廟の次は、上杉神社へと移動します。路線バスの時間がかみ合わなかったので、20分ほど歩きました。

上杉神社は米沢城本丸跡にあります。

3月下旬なのに、道の脇には雪がどっさり。
そういえばここまで歩いてきた道でも、雪かき機を何度も見かけましたっけ。

最初見たときは芝刈り機かと思いました(笑)
そういや豪雪地帯ですもんねぇ。
上杉神社から出たら、松岬神社の前に猫がたくさんいました。

観光地だからなのか、普段から餌付けされているのか、
とにかく人になれている様子。

近寄ってもカメラを向けても平気でした。


にゃーー!