上杉家御廟と上杉神社を見学したら、米沢駅へと戻ります。
バスの時間がかみ合わなかったため、またも徒歩での移動です。
御廟から上杉神社が20分、上杉神社から米沢駅が25分くらい。
昼食:東部食堂の米沢ラーメン
この日のお昼ご飯は米沢ラーメンです。東部食堂さんに入りました。

よくある街の食堂といった外観。

米沢ラーメンはあっさりとしたスープの醤油ラーメンです。
一番の特徴は細打ちの縮れ麺。
喜多方ラーメンみたいなのを想像していたら、もっと細いので驚きました。
この細い縮れ麺にすっきりとしたスープがよく絡み、おいしくいただけます。
さほどインパクトのない普通の醤油ラーメンではありますが、
それが飽きないラーメンとなって米沢の日常に溶け込んでいるんでしょう。
薄味好きの私としては、東京でも気軽に食べたい味でした。

餃子もいただきました。
米沢~福島~郡山~いわき~湯本
米沢駅へ戻ったら、山形線に乗りこみこの日の宿ののある湯本を目指します。
山形線(奥羽本線)の米沢~福島間といえば、
鈍行列車の本数が1日に6往復と非常に少なく、
18きっぱー泣かせとして有名な区間です。

見よ、この時刻表の密度を!
山形新幹線のダイヤの間を縫うように走ります。
それにしたって随分なように思いますが、

実際に乗ってみると板谷峠は人の気配なし。
「こんなとこ誰も乗り降りしないわ!」って感じです。
昔は四連スイッチバックがあったくらいですからねぇ。
しかしこの区間にある峠駅では、昔ながらの餅の立ち売りが100年以上続いています。
峠の力餅です。
以前はスイッチバック駅だったこの駅、列車が数十分止まることもあり、
この餅もよく売れたんだとか。
しかし山形新幹線が開通し、峠駅に停車するのは1日6往復12本の鈍行のみ。
停車時間は30秒ほどなので、商売できるのは1日のうちたった6分間なのです。

そうそう買えるものではないので、記念に1つ買ってみました。
10個入りで1000円、短時間に素早く買えるようになっています。
お味の方は、ちょっぴりしょっぱめ。
もともとは峠の茶屋で出していた大福餅なので、
汗かき峠を越えてきた旅行者のために塩気がきいているのかもしれません。
福島で郡山行きに乗り換え。

さらに郡山駅で磐越東線に乗り換えます。
磐越東線は大学生時代にサークルの合宿で仙台平キャンプ場を利用した際、
郡山から神俣までは乗ったことがありました。
今回の乗車で無事に全線乗りつぶし完了。
よくあるローカル線といった感じで、あまり特筆すべきことはなし(;^ω^)

いわき駅到着。
そういえば昔は「平駅」だったんですよね。
おぼろげに覚えています。

さて、常磐線に乗り換えて宿のある湯本まで進みましょう。
ホームの向かいには特急ひたちが止まっていたのですが

行先が「品川」。
急に見覚えある駅名が出てきました。
なんだか旅行してる気分が覚めます(笑)

気を取り直して、常磐線で2駅先の湯本へ。

2年前にリニューアルされた、新しい駅舎。
駅前にはスパリゾートハワイアンズ(旧常磐ハワイアンセンター)の送迎バスが居ました。
あ、あれってここが最寄り駅なのか。

この日は駅前のうお昭に一泊しました。
ビジネスプランでしたが、夕食はそれなりに品数があって満足。
夕食後は星でも撮ろうかと思って外に出てみたものの、あいにくの曇り。

しかたないので裏山から湯本の夜景を撮っていました。
うーん、湯けむり立ち上る、といった街ではないのであまり面白くない写真ですね。
