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Jリーグ開幕! 鹿島戦はどうなった?

2005-03-06 18:06:24 | スポーツ

ついに2005年のJリーグが開幕した。われらがレッズの初戦の相手は鹿島アントラーズ。赤対赤の因縁の対決は0-1でレッズの負けだった。昨年2ndステージの覇者浦和レッズは初戦黒星のスタートとなった。

 試合が動いたのは前半29分。左サイドから小笠原が上げたクロスボールに鹿島FWの鈴木隆行が競り、レッズDF二人にチェックされながらも頭に当てた。これがクロスボールにやや遅れて飛び出していた都築の頭を越すループ気味のシュートとなり、そのまま無人のゴールに吸い込まれた。見ていたほうとしては「あれ?」と思うしかないような、もったいない失点だった。あれはGK都築の判断ミスだろう。
 その後、アルパイが非紳士的行為により一発レッドの退場処分になり、レッズは90分の試合のおよそ3分の2を10人で戦うことになった。
 後半は再三鹿島ゴールを脅かすも結局得点を上げることができず、レッズは鈴木隆行の一点を守りきられた形となり、開幕勝利を飾ることができなかった。放ったシュートの数は浦和17本に対して鹿島5本と圧倒的に攻めていたのは浦和の方だった。とはいえ17本のうち惜しいと思えたのは数本のみ。決定力にやや問題があると感じられた。

  

 先週のザスパ草津戦では3-1と快勝しながらも随所で仕上がりの荒さが目立ったレッズ。昨日の試合でも、まだチームが完全ではないと思わせるところがあった。確かに調子の良い選手は何人もいる。永井は相変わらず懐の深いドリブルで何度も鹿島ゴールを脅かしていたし、ボランチで起用された成長株の長谷部のパスやドリブルのキレもよかった。しかしチーム全体の仕上がりはまだまだだと感じた。昨年2ndステージに見られた、チーム全体で行う攻撃が少なかった。例えば永井がサイドをドリブルで駆け上がって行ったときに、ペナルティーエリア内の攻撃枚数が少ないことがあった。本来ならばもっと中盤の選手が押し上げて、分厚い攻撃ができるはずなのだが、そこまでできていなかった。エメルソンや長谷部がゴール前へと切り込んでいってもまわりのフォローがなく、DF数人に囲まれてつぶされるシーンも多く見られた。
 エメは明らかに調整不足で、達也も故障明けで万全ではない。永井も昨日の試合を見る限りは調子がよさそうだが、腰痛が戻ることも十分ありうる。今のレッズの状態では、FWだけに攻撃を任せていたら点は取れないだろう。そういった課題が浮き彫りになった昨日の開幕戦。次節からしっかり立て直し、優勝を狙って欲しいものである。

 それからアルパイのアレについては、やはり軽率だったと思う。どうもアルパイと鈴木は昨年から犬猿の仲になっている。思い起こせば昨年10月23日のカシマスタジアムの一戦でもアルパイは鈴木とやりあっていた(そのときは警告はなかったが)。熱い男だということは十分に知っている。だからその熱いハートを試合にぶつけて欲しいものだ。

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