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デジタル世界のカオスなキャラバン

ちょっと違ったアキバ探索

2005-03-21 16:52:03 | Weblog



 昨日は秋葉原でノートPC探しの旅をしてきたのですが、パンフレットを手に入れられたほかにはあんまり収穫はありませんでした。とはいえアキバというところはお金と目的の両方が無いときに行ってもおもしろいところなのです。中古PCパーツを見て「あんなもん売れないだろ」と心の中でツッコミを入れてみたり、CPUとかメモリの値段を見て「あー、随分安くなったもんだなぁ」と感慨にふけってみたり。女の子の好きな「うぃんどぅしょっぴんぐ」のアキババージョンが結構おもしろいんです(って書くと、かなりのオタクに聞こえますよね _| ̄|○)。
 ところがそんなまったりしたアキバめぐりができるのは平日のみ。日曜の、しかも3連休の中日ともなるとアキバはどこもかしこも人だらけなのです。休日はいろいろな店が休日特価をやっているので買いたい物があるときは狙い目なんですが、そうではない場合は人が邪魔で思うようなルートで歩けません。

 そこで昨日は人込みを避け、同じ秋葉原圏内でも電脳系でない、趣のある地区に行ってきました。以降、いろいろと写真を撮ってきたので解説付きでお楽しみください。





神田明神
 まずは江戸総鎮守である神田明神。手前の鳥居だけではよく分からないと思いますが、中は結構広いです。天平2年(730)創建とも言われる1200年以上の長い歴史をもつ神社で、お祀りされているのは「大国主命(大黒様)」と「少彦名命(恵比寿様)」とそして「平将門命(将門の乱の平将門)」。縁結び、商売繁盛などのご利益があるそうです。
 JR総武線 御茶ノ水駅聖橋口から徒歩5分ほどのところにあります。



交通博物館
 続いて万世橋のすぐ近くにある交通博物館。その前身は1921年(大正10)に鉄道開業50年記念事業として鉄道博物館という名で東京駅北側の高架下に建設された「鉄道博物館」で、現在の場所に移転したのは1936年です。現在の場所は実は旧国鉄中央本線 万世橋駅の駅舎跡だったりします。なのでこんな赤レンガの趣きある建物となっているわけです。ちなみに万世橋駅のホーム跡はJR中央線の御茶ノ水-神田間の車窓から見られるほか、近くにある「肉の万世」の中~高層階の窓からも見られます。2007年にはさいたま市に移転する予定です。
 JR総武線・京浜東北線・山手線 秋葉原駅電気街口から徒歩5分。



  



 ここから下は秋葉原駅から10分ほど歩いたところにある、神田須田町のお店を紹介します。この区域は昔ながらの店構えを残す店が多く、歩いていてとても楽しいです。また、いわゆる「アキバ」から外れたところにあるので大変静かで、落ち着いた雰囲気に浸れるなかなか良いところです。


あんこう鍋・いせ源
 天保元年(1830年)に創業の、東京で唯一のあんこう料理専門店だそうです。昔はどぜう料理屋だったそうで、今でも5月~8月の間はあんこうの代わりにどぜうやうなぎ料理を出しています。
 ちなみにあんこうのコース料理は8000~20000円。学生の身であるRemにはまったくもって手が出せません。あんこうってどんな味がするんでしょうね? 吊るし切りすることくらいなら知ってますが、食べたことがないです。



蕎麦屋・まつや
 池波正太郎がこよなく愛した蕎麦屋・まつや。蕎麦の味は食べたことが無いので分かりませんが、きっとおいしいことでしょう。下で紹介しているやぶそばと違って店内もお値段も庶民的らしいので、今度食べに行きたいと思います。
 味のことは言えないので代わりに建物の造りについて。ここの造りは「左右対称」にとことんこだわっています。看板、提灯、出入り口……置けるものは何でも左右に置いています。写真を撮るなら正面から撮るのが面白い、そんな造りをしています。しかしご覧の通り、店の前には街灯と街路樹がどかんと立っているのです。頼む街灯と街路樹くん、写真を撮るときくらいどいてくれ(笑)。



甘味処・竹むら
 お次は甘味処の竹むらです。左隅の看板を見ても分かりますが、あんこう鍋のいせ源の向かいにあります。ここも池波正太郎氏が贔屓にしたお店だそうで、白玉あんみつ(760円)やあわぜんざい(740円)が人気だとか。おみやげの揚げまんじゅう(2個430円)などもおいしいらしいです。やっぱり入ったこと無し。今度誰かさんを誘って行ってみようかな。



蕎麦屋・神田やぶそば
 東京に住んで十数年になるRemは、やぶそばと聞くとまずここを思い浮かべます。それくらい有名なお店です。うちの祖父の馴染みの店でして、小学校低学年のころに一度だけ連れてきてもらったことがあります。今回紹介した中で唯一入ったことのある店です。店内はいわゆる普通のそば屋よりも高級な雰囲気で、おどおどしながらお蕎麦を食べたのを覚えています。
 ちなみにどれもちょいと高めなお値段。定番のせいろうそばは一枚630円(子供のときから変わってないですね)なんですが、これ一枚ではお腹いっぱいになりません。小学生の時の私でも二枚食べたはずですから、今行ったら……。その他に月見そば 945円、天ぷらそば 1,575円などありますが、蕎麦にしてはちょっと高いお値段です。でもお店の雰囲気を含めた値段だと思えば決して高くはないと思います。私もお金ができたらもう一度行ってみたいと思います。




そんなこんなで昨日はアキバっぽくない秋葉原を楽しんできたのでした。本当はあともう一軒「鳥すき焼・ぼたん」という、やはり趣のある店構えをしているお店があったんですが……写真撮ってくるの忘れました _| ̄|○ 。次回があったらきっと撮ってきます。来年から勤める母校がアキバの近くなので、きっと撮ってこられる……はず。


 みなさんも、こんな一風違った秋葉原を楽しんでみてはいかがでしょうか。



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4 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
新御茶ノ水→水道橋→秋葉原 (cbv)
2005-03-21 19:40:11
こんにちは



秋葉の周りにはいろいろあって、寄り道も一杯出来て良いですよね。

私の場合、秋葉周辺で言うと神保町あたりの古本屋、レコード屋が集まっている場所が大好きです。あそこは秋葉以上に目的がなくても楽しむことができます。ただし、あの周辺へいくと何故かいつも衝動買いをしてしまい、現金が減っているという事実も無視できません(笑
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神保町もいいですよね (remmaya)
2005-03-22 15:36:33
あの辺りは歩いていて本当に楽しいですよね。

私は中学高校6年間あの辺りにいたので(というとどこの学校かバレるかな(汗))、

神保町・御茶ノ水・秋葉原は自分の庭みたいなものです。

古本屋さんも大学の教科書を漁ったりして何度かお世話になりました。



衝動買い……わかりますよ、その気持ち。

あの辺りに行くときは、お財布の中身を抜いてから行くべきですよね(笑)。
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やぶそば (π氏)
2005-03-23 10:25:04
一度 行ったことがあるんですが お値段に

びっくり びっくりです。はい。
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高いですよね (remmaya)
2005-03-23 13:45:46
せいろう2枚に天だね一皿で2800円ですからねぇ、

お店の雰囲気を含めたらそれくらいの値段かと納得できなくもないですが、

おそばにこの値段はなかなか出せないです。

とりあえずはまつやの方に行ってみて、お財布に(かなりの)余裕ができたころに

やぶそばに行ってみたいと思います(笑)。
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