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「Clie」ハイエンドモデル登場 -え? 9万円ですか?-

2004-09-15 12:04:12 | その他のデジモノ
そこらじゅうで騒がれていますが、(というかRemは他のBlogよりもだいぶ乗り遅れてるんですが……)、
ソニーからクリエのハイエンドモデル『PEG-VZ90』が発売されます。

 ソニー、有機ELディスプレイ搭載クリエ「VZ90」
 http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2004/0914/sony.htm 


ソニーのクリエというと、どちらかといえばエンターテイメント性の高いPDAですが、
今回のクリエはエンターテイメントの為のクリエと言えそうです。


特長としてまず挙げられるのが、480×320ドット表示対応3.8型のカラー有機ELディスプレイ。
なんでも市販される有機ELディスプレイ搭載機器としては世界最大(byソニー)のものなんだそうです。
そもそも有機ELを使ったPDAも、今までに無かったんじゃあないでしょうか。
RemもまさかPDAに有機ELが使われるとは思ってませんでした。ソニーさん、頑張ってますねぇ。
そのほか有機ELディスプレイの仕様を見ると、応答速度1μsec、視野角上下左右とも180度となっています。
応答速度1μsecってなんですか? 普通のTFT液晶が(大きさが違うとはいえ)15msくらいなのに、
その1000分の1以下っていったい……ひょっとして誤植かなあ。

それと、上下左右180度の視野角というのもとんでもない性能ですよ。
なにしろ180度ということは、電車の中で録画しておいた深夜アニメを見ようとしたら、
何を見ているのか絶対に隣の人にバレますから(笑)。
動画ならまだ笑い話になりますが、これだとプライベートな情報も覗き見できちゃいますよね。
あんまり視野角が広すぎるのも問題かもしれません。


また、1,300mAhのリチウムイオンポリマーバッテリを2つ搭載という、他のPDAにはないこともしています。
電池容量の確保と充電時間の短縮(2つ同時の方が早いんだそうです)に役立つそうですが、
ひょっとしてディスプレーの消費電力が大きいから、こうせざるを得なかったんじゃあないでしょうか?
有機ELディスプレーは、まだ改良の余地有りでしょうから。


また、記憶領域はメモリはRAM 64MB(ユーザー領域40MB)、Flash ROM 128MB(ユーザー領域95MB)と、
メモリスロットはメモリースティック(PRO対応)スロットのほか、CFスロットを備える(Microdrive非対応)。
問題なのが、Microdrive非対応というところでしょう。CFも2GBより上のものは使えないらしいです。
動画を扱うとなると、できるだけ容量の大きな媒体が欲しいですし、これはちょっといただけないかな。
用途によっては1GBあればどうにかなりますけど。


で、この手のもので肝心なのはお値段なんですが、ナント95,000円前後だそうです。
機械としては面白そうなんですが、この値段はちょっと……。
9万出したら格安ノートPCが買えるご時世に、PDAに9万円出しますかね?
動画再生なら同じソニーのHMP-A1なんてものが6万円台で購入できます。
それにPEG-TJ37あたりを買ったらちょうど同じくらいの値段になりますよ。


発売は9月25日。あなただったら買いますか?
ちなみにRemは……買えません(笑)。
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