3日目の続きです。
室戸岬灯台から歩いて海岸線まで出て、室戸岬の突端を目指します。
まずは室戸スカイラインを歩き、150mほどの高さを下っていきます。
いやぁ、素晴らしい景色ですね。
天気も雲一つない快晴です。
そして
室戸岬の海岸段丘!
地理の教科書によく出てくるやつです。
この辺りはプレート運動の影響で、1000年に2mという
驚異的なペースで隆起を続けているため、
このような段丘ができるわけです。
綺麗に段丘の様子を実際に目にすることができて、
ちょっと感動してしまいました。
下から見た室戸スカイライン。
一気に登るために、あんなヘアピンカーブになってるんですね。
室戸スカイラインの下から10分ほど歩くと、
室戸岬の月見が浜に到着。
この辺りが一番南に突き出しているところです。
もう少し南へ行けなくもないですが、
何があるわけでもないのでここまでにしました。
この辺りは地殻変動の影響を色濃く受けているので、
どこを見ても奇岩だらけです。
振り向くと室戸岬灯台。
灯台は海抜150mくらいの高さにあります。
と、ここで問題発生。
乗るべきバスを逃しました_| ̄|○
本来はここで西へ向かうバスに乗り、海の駅とろむへ向かうつもりだったんですが、
なぜか反対方面のバス停に立ってしまい、ぼーっと乗るべきバスを見送ってしまったのです。
1時間に1本程度しか走っていないため、いうまでもなく致命的ミス。
しかたがないのでそのまま宿へと戻りました。
今回の散策ルートはこんなかんじ。
岬観光ホテルからへんろ道を登って最御崎寺、室戸岬灯台。
灯台から室戸スカイラインを下って室戸岬を見て、ホテルに戻る。
これで所要時間はだいたい3時間くらいでした。
コインロッカーなど見当たらなかったので、
バスで訪れる場合には荷物の置き場に困りそう。
ホテルで一息ついたら、夕日を撮るためにもう一度室戸岬へ戻ります。
中岡慎太郎像の後ろにある、展望台へ登ってみました。
背中の後ろの白いのが展望台です。
暮れゆく空にたたずむ中岡慎太郎像。
そしてこの日の夕日は、雲に隠されることなくばっちり写すことができました。
GF9と12-60mmF3.5-5.6の組み合わせ、
おまかせiAモードでここまでとれちゃうんだからすごいですよね。
等倍切り出し。
うーん、これはだるま夕日と認められるんだろうか?
岬観光ホテルの夕飯は、なかなか豪華でした。
ひとりで宴会開いてるみたいな、にぎやかな食卓。
お刺身になめろうに
かつおのたたきに骨せんべいもあり
さつま揚げもあり。
海の幸をいっぱい頬張り、大満足でした。
夕飯のあと部屋に帰って窓の外を見ると、満天の星空が広がっていました。
前日の甲浦に続いて、この日も絶好の星撮り日和です。
まずは部屋のベランダにカメラをセットして、適当にパシャリ。
宿のベランダから撮ってこれですからね。
こりゃあ今日もいいものが撮れそうだ。
そう思って防寒着を着込み、撮影機材をリュックにまとめて部屋を出たわけです。
そして玄関にたどりつくと
玄関の扉に長さ2mのかんぬきがかかってました_| ̄|○
そんな……夜9時ですでに門限だなんて……
いやぁ、事前に宿の人に話をしておくべきでした。
大失敗です。
というわけで、この日は部屋のベランダから数枚撮ったのみで、
ほかにできることもなく寝てしまいました。
明るいうちに色々ロケハンしてたのになぁ。もったいない。
3日目までのルートはこんな感じ。
4日目は室戸岬から高知空港へ行き、羽田空港へと帰ります。