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JR四国乗りつぶしの旅最終章 その7 4日目 芸西・手結

2019-04-10 14:10:48 | カメラ・レンズ

2019年1月8日。旅行4日目、
最終日は室戸岬から高知空港へ進み、羽田空港へ帰ります。






岬ホテル前バス停からスタート。甲浦・室戸・安芸線をひたすら進みます。



室戸岬よ、さようなら。しかし見事な海岸段丘ですねぇ。
 

1時間30分ほどで安芸駅に到着。

奈半利~安芸間は土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線と高知東部交通バスが並走しており、
四国みぎした55フリーきっぷではそのどちらも乗ることができます。
今回は乗り換えによる時間ロスを避けるため、バスで安芸まで進みました。



安芸駅には産直市場が併設されていました。
高知らしい食べ物でもないかと探したところ、いももちを発見。



もち米に蒸したサツマイモを混ぜてつきあげたものであんこを包み、周りにきな粉をまぶしたもの。
大福に比べるとかなり柔らかく、持ち上げると自重で垂れていくほどでした。
芋の柔らかい甘さが特徴の、素朴なお菓子です。
 

安芸駅からははりまや橋行きの路線バスに乗り換え。



これは55フリーきっぷの範囲外なので、別料金です。
このまま高知まで行ってしまうとなにも観光できないので、ちょっと寄り道します。



芸西メランジュ


25分ほど乗って、住吉バス停で下車。



なにもないようなところですが、ここから海岸線に降りると、芸西村のメランジュを見ることができます。



メランジュとは複数の種類の岩石が、無秩序に混ざり合ったもの。



高知県の海岸には長年のプレート運動により、様々な種類の岩石が運ばれては押し付けられてきました。
それにより多数の岩石がぐちゃぐちゃに混ざり合ったものが、この芸西メランジュというわけです。



案内板のあたりでもそれなりに見られますが、奥に行った方がよりダイナミックな様子を見ることができます。



階段を下って海岸に出ると、ずっと奥までメランジュが続いていました。



この先数百メートルに渡って、メランジュが露出しています。
明らかにこちらのメランジュのほうが規模が大きいので、訪れる際には絶対海岸まで出た方がよいです。



多色岩。



お、断層を発見。綺麗な逆断層ですね。



固いはずの岩石が曲がったり、混じり合ったりしている様子を見ると、プレート運動の力の大きさを実感させられます。

もっと地味なのかと思ってたけど、思っていたよりずっと規模が大きくて、ちょっと無理して寄り道した甲斐がありました。





芸西メランジュを後にして、西へ進みましょう。
次の路線バスが来るまで1時間以上あったので、夜須駅まで歩きます。
その途中で手結港に寄りました。



小さな港ですが、石積みでできており、
風情ある良いところですね。



さて、この手結港には可動橋があります。



1日のうち7時間だけ渡ることのできる橋で、
日中はおよそ1時間ごとに上がったり下がったりします。



今回は12時前にたどり着いたので、
橋が上がっていく様子を見ることができました。










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