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沖縄本島と宮古島に行ってきた その2 那覇観光

2019-06-05 17:19:52 | 旅行・鉄道

2019年4月2日。
初日は成田空港から那覇へ向かい、30年ぶりの那覇観光をします。


まずはジェットスターGK303便で那覇へ。
成田空港第3ターミナルを使うのはもう何度目でしょうか。
第2ターミナルに着いてからどう動くべきか、おおむね身体が覚えてきました。
しかしジェットスターの手荷物預かり列で時間を食われ、搭乗は割とギリギリに。
列を見ていると、LCC慣れしていない客への対応に人手が割かれてしまい、全体の動きが悪くなっているような気がしました。
そろそろLCC慣れしている人用の列とか、できたりしないですかね。ないか。




これまでジェットスターには7、8回乗ったことがありましたが、今回が今までで一番ひどいフライトでしたね。
席の狭さとか、簡略化されたサービスとか、そういうのはLCCだから別にいいのです。
しかし真後ろの席の親子連れのマナーがなってなさすぎて……あれは親がまず問題だったなぁ。
リゾート地へ向かうLCCは客ダネがイマイチなので、避けた方がいいのかなとか思ってしまいました。



日本最西端の駅と最南端の駅。


飛行機を降りて荷物を引き取ったら、いざ那覇観光開始です。



天気には恵まれたみたい。よかったよかった。
まずはゆいレールに乗ります。



那覇空港駅。日本最西端の駅ですね。



今回は那覇空港駅にて一日乗車券を購入しました。
この一日乗車券は24時間券なんですね。
翌日10時過ぎのフライトで空港へ戻る際にも使えるので、那覇にいる間の移動はこれに任せることにしました。




那覇空港から5分でひとつ隣の赤嶺駅に到着。
いきなりここで降ります。



それはここが日本最南端の駅だから。
昔は指宿枕崎線の西大山駅が最南端の駅でしたが、ゆいレールができてからはここ赤嶺が日本最南端の駅になりました。
ちなみに最西端の駅は松浦鉄道のたびら平戸口駅から、那覇空港駅になっています。
まあそれももう15年前のことなんですけど。



昼食:守礼そば

いきなりゆいレールを降りてしまったので、ここでお昼ご飯を食べてしまいます。
赤嶺駅から南へ5分ほど歩いたところにある「守礼そば」さんでいただきました。



130席ほどある、比較的大きなお店です。
観光客が多めですが、地元の人もちらほら見かけました。
また、ランチタイムには沖縄民謡のライブもやっていて、
沖縄観光の昼食にはもってこいといった雰囲気です。



守礼そば(豚骨あっさり・かた麺)をチョイス。
澄んだ豚骨のスープは思っていた以上にあっさりして、すっきり食べやすかったです。
東京で食べる沖縄そばって鰹だしの強めのものが多いのですけど、
本場沖縄ではお店によってどちらのタイプもあるようす。





首里城

腹ごしらえが済んだら、ゆいレールで首里へと向かい、首里城を観光します。
まずは終点の首里駅の改札内にあるコインロッカーに大きな荷物を預けて、首里城を目指します。
ゆいレールは各駅にコインロッカーがあるので、観光客としては便利でいいですね。


首里駅から首里城へは意外と距離があります。
城山自体は見えているものの、入口が駅から見て山の向こう側にあるため、ぐるっと回り込まなければならないからです。



歩くと15分以上かかります。
路線バスの首里城下町線石嶺団地行きに乗れば、およそ7分ほどでたどり着きますが、
運行本数が1時間に1~2本ほどと少なめなので、タイミングによっては徒歩の方が早く到着できます。
平坦な道のりではあるので歩きでも構わないとは思いますが、首里城内の観光でも長時間歩くことを考えると、
バスのダイヤを事前に調べておくのが一番ですね。



守礼門。これぞ沖縄那覇観光って感じの雰囲気です。
まあ修学旅行っぽいとも言えますけど(笑)



ちなみに歴史的証拠に基づいて再建されたものではないため、
この建物や城壁自体は世界遺産には含まれないんです。
世界遺産「琉球王国のグスク及び関連遺産群」でも「首里城跡」としての登録となっています。



中国の建物っぽくもあり、中に入ると日本家屋の雰囲気もあり、
でも全体としてはそのどちらでもないような、そんな感じ。



なお首里城では今年2月から、正殿の裏手にある御内原が公開されています。



東のアザナといわれる物見台からは、首里城一帯や街並みが一望できました。
高台にあるので当然見晴らしは最高。



首里城観光にかかった時間は、道なりにぐるっと一周して1時間強といったところでした。
城内では琉球の歴史や文化に関する説明が随所にみられるので、
琉球を知るとっかかりとしてまず行ってみるのがよいところだと思います。
え、どうせ建物は世界遺産じゃないんでしょ、だって?
まあまあ、そんな文句を言わずに。一度は見ておくとよいですよ。



玉陵


首里城を観光してから次に向かったのは、首里城の西に位置する玉陵(たまうどぅん)。
琉球王国、第二尚氏王統の歴代国王が葬られている陵墓です。



首里城は修学旅行の学生や、外国人観光客でごった返していて、ザ・観光地という雰囲気ですが、
そこから玉陵まで足を伸ばす人は少ないようで、首里城からちょっとしか離れていないにも関わらず訪れる人の数は多くありません。



それでも、少し人を寄せ付けない雰囲気のある入口と、静かに佇む大きな墳墓は一見の価値あり。



自然の崖壁に穴をあけて連続した3つの室が造られており、
東室は洗骨後の王と王妃の遺骨を、中室は洗骨までの遺体を、
西室にはその他の家族の遺骨を安置したそうです。

そもそも洗骨という文化自体を知らず、入口にある資料展示室で初めて聞きました。
訪れる際には、資料展示室を見てからがよいです。



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