2019年8月30日。
旅行3日目の後半は下北駅から恐山をお参りしたのち、大湊線の終点大湊駅へと移動します。
下北駅のコインロッカーに大きな荷物を預けたら、下北交通バスの恐山線に乗って恐山へ。

平日でしたがそれなりに乗客が居ました。

およそ45分で終点の恐山に到着。

恐山菩提寺。
このあたりでは、人は死ぬと恐山へ行くと言い伝えられていました。

境内は荒涼とした岩場が続き、特異な雰囲気を醸し出していています。

カラカラと回る風車に、積み重ねられた小石。

これが「地獄めぐり」。
まさに地獄のような光景が広がります。

そうしてしばらく歩いていくと、荒れた大地から突然開けた場所に出くわします。

宇曽利湖の湖畔に広がるのは「極楽浜」。

起伏の無い穏やかな砂浜が広がり、これまでの荒れた大地の「地獄」と対して
「極楽」と呼ぶのはなるほどと納得します。
ただしここは山の中だし、水があるのに草木は無いままで、
なんだかうすら寒い気がする光景でした。
恐山をお参りした後には頭痛がするとか、軽い倦怠感があるとか言われますが、
これはなにも霊的なことではなく火山性ガスのせい。
草木が生えないのも、宇曽利山湖に魚がいないのも、お賽銭が腐食するのも火山ガスのせい。
賽の河原の石積みは、訪れた観光客が積んでいくことで拡大し、
その様子が口コミで広がっていき、雪だるま式に増えていったもの。
科学的な考え方で見れば迷信のかたまりみたいなところなんですけど、
近代以前の人たちが見たら確かに恐ろしい場所になるんだろうな、なんて思ったり。
ちなみに路線バスのダイヤでは、恐山滞在時間が1時間になるプランと3時間になるプランの2つが考えられました。
恐山 15:50 ―(下北交通バス恐山線)→ 16:30 下北駅 16:48 ―(JR大湊線)→ 16:53 大湊
恐山 17:30 ―(下北交通バス恐山線)→ 18:05 下北駅 19:11 ―(JR大湊線)→ 19:16 大湊
ただ前述のとおり、最終のバスで下北駅へと戻った場合はコインロッカーの営業時間をオーバーしてしまます。
さらに大湊線の下り列車との接続もよくないので、滞在1時間のほうをとりました。
実際行ってみた感覚としては、3時間は必要ないかなぁという感じです。
1時間もあれば十分に回ることができますし、長くいたら気が滅入りそうな雰囲気がありました。
生きている我々は、「地獄」にも「極楽」にも長居は無用ということなのでしょうか。
恐山参りを終えたら、路線バスで下北駅へと戻ります。
そして大湊線に乗って、ひと駅先にある終点の大湊へ。


はまなすベイラインの愛称がつけられた、大湊線。
終点の大湊よりもこちらの方が少し北にあるので、本州最北端の駅となります。
津軽線の三厩より北にあるんですねぇ。

キハ100形。
東北の太平洋側に来ると、こればっかりな気がします。

5分ほどで終点の大湊駅に到着。

終点駅って、なんだかいいですよね。
ホームに降りるときに、「はるばるやってきたなぁ」って感じがして。

てっぺんの終着駅、大湊駅。
本州最北端ではないので、ビミョーな書き方になってます。

結構大きい駅舎でした。
この日は大湊駅の隣にある、フォルクローロ大湊に宿泊しました。
駅から近いので、次の日の移動も楽です。
どれくらい近いかというと

部屋の窓からホームが見えるくらい!
夕飯は近くの食事処、京華さんにて「帆立満喫下北御膳」をいただきました。


品数豊富!

ホタテのフライにホタテ焼き。

陸奥湾周辺の名物、味噌貝焼きももちろんあります。
この日2回目の味噌貝焼きです(笑)

こちらは下北地方の名物、いか寿司。
寿司とありますがシャリではなく、野菜が詰まっています。
お新香感覚でいただくのがよさそう。
もちろん酒の肴にもぴったりでしょうね。
ということで、3日目は函館から大間へ渡り、恐山をお参りして大湊まで進みました。

路線バスに3時間半、フェリーに1時間半の合計5時間も乗った、移動日ですね。
ただ、この翌日も大湊線と五能線の乗りつぶしをするので、やっぱり移動日になります。
旅行3日目の後半は下北駅から恐山をお参りしたのち、大湊線の終点大湊駅へと移動します。
下北駅のコインロッカーに大きな荷物を預けたら、下北交通バスの恐山線に乗って恐山へ。

平日でしたがそれなりに乗客が居ました。

およそ45分で終点の恐山に到着。

恐山菩提寺。
このあたりでは、人は死ぬと恐山へ行くと言い伝えられていました。

境内は荒涼とした岩場が続き、特異な雰囲気を醸し出していています。

カラカラと回る風車に、積み重ねられた小石。

これが「地獄めぐり」。
まさに地獄のような光景が広がります。

そうしてしばらく歩いていくと、荒れた大地から突然開けた場所に出くわします。

宇曽利湖の湖畔に広がるのは「極楽浜」。

起伏の無い穏やかな砂浜が広がり、これまでの荒れた大地の「地獄」と対して
「極楽」と呼ぶのはなるほどと納得します。
ただしここは山の中だし、水があるのに草木は無いままで、
なんだかうすら寒い気がする光景でした。
恐山をお参りした後には頭痛がするとか、軽い倦怠感があるとか言われますが、
これはなにも霊的なことではなく火山性ガスのせい。
草木が生えないのも、宇曽利山湖に魚がいないのも、お賽銭が腐食するのも火山ガスのせい。
賽の河原の石積みは、訪れた観光客が積んでいくことで拡大し、
その様子が口コミで広がっていき、雪だるま式に増えていったもの。
科学的な考え方で見れば迷信のかたまりみたいなところなんですけど、
近代以前の人たちが見たら確かに恐ろしい場所になるんだろうな、なんて思ったり。
ちなみに路線バスのダイヤでは、恐山滞在時間が1時間になるプランと3時間になるプランの2つが考えられました。
恐山 15:50 ―(下北交通バス恐山線)→ 16:30 下北駅 16:48 ―(JR大湊線)→ 16:53 大湊
恐山 17:30 ―(下北交通バス恐山線)→ 18:05 下北駅 19:11 ―(JR大湊線)→ 19:16 大湊
ただ前述のとおり、最終のバスで下北駅へと戻った場合はコインロッカーの営業時間をオーバーしてしまます。
さらに大湊線の下り列車との接続もよくないので、滞在1時間のほうをとりました。
実際行ってみた感覚としては、3時間は必要ないかなぁという感じです。
1時間もあれば十分に回ることができますし、長くいたら気が滅入りそうな雰囲気がありました。
生きている我々は、「地獄」にも「極楽」にも長居は無用ということなのでしょうか。
恐山参りを終えたら、路線バスで下北駅へと戻ります。
そして大湊線に乗って、ひと駅先にある終点の大湊へ。


はまなすベイラインの愛称がつけられた、大湊線。
終点の大湊よりもこちらの方が少し北にあるので、本州最北端の駅となります。
津軽線の三厩より北にあるんですねぇ。

キハ100形。
東北の太平洋側に来ると、こればっかりな気がします。

5分ほどで終点の大湊駅に到着。

終点駅って、なんだかいいですよね。
ホームに降りるときに、「はるばるやってきたなぁ」って感じがして。

てっぺんの終着駅、大湊駅。
本州最北端ではないので、ビミョーな書き方になってます。

結構大きい駅舎でした。
この日は大湊駅の隣にある、フォルクローロ大湊に宿泊しました。
駅から近いので、次の日の移動も楽です。
どれくらい近いかというと

部屋の窓からホームが見えるくらい!
夕飯は近くの食事処、京華さんにて「帆立満喫下北御膳」をいただきました。


品数豊富!

ホタテのフライにホタテ焼き。

陸奥湾周辺の名物、味噌貝焼きももちろんあります。
この日2回目の味噌貝焼きです(笑)

こちらは下北地方の名物、いか寿司。
寿司とありますがシャリではなく、野菜が詰まっています。
お新香感覚でいただくのがよさそう。
もちろん酒の肴にもぴったりでしょうね。
ということで、3日目は函館から大間へ渡り、恐山をお参りして大湊まで進みました。

路線バスに3時間半、フェリーに1時間半の合計5時間も乗った、移動日ですね。
ただ、この翌日も大湊線と五能線の乗りつぶしをするので、やっぱり移動日になります。