ソフトバンクモバイルの2008年冬モデルが発表されました。
あいかわらず16機種とたくさん発表されているので、気になった機種についてだけ少し書いてみます。
まずはシャープのFULLTOUCH 931SH。FULLFACE2 921SHの後継のような機種ですが、
ディスプレイが3.8インチ、1024×480ドットのハーフXGAという化け物です。
横1024もあれば、PCサイトであってもほぼ縦スクロールのみで見れるんじゃないでしょうか。
そしてこのディスプレイは静電容量式のマルチタッチ対応だそう。
大きさは52×115×16mm、重さは約130g。画面がながーいので端末そのものも長く見えますが、
実はAQUOSケータイ 923SHとほとんど変わらなかったりします。
相当開発に力を入れたんでしょうねぇ。
それから930SC OMNIAはうわさとなっていたサムソンのOMNIAの日本版。
ただしWindows Mobileではなく独自OSになっていて、かわりにWVGA液晶にワンセグを積んできました。
このあたりは事前の情報どおりですね。
Windows Mobileユーザーからするとちょっと寂しい気もしますが、
少々とっつきにくいWMにするよりも、使い勝手を考慮した独自OSの方が売れるのかなとも思ったりします。
うーん、複雑(;´~`)
さらにX04HTとX05HTは、HTC Touch Diamond/Proのソフトバンク版です。
どちらもすでに発売されているイーモバイル版のTouch Diamondと違い、背面がダイアモンドカットになっています。
このデザイン、買う気は無いのになぜか惹かれてしまいます……
気になるのは「S!メール対応」がどのようになっているか。
X01HT/X01Tに搭載されているAccess製のSoftBankメールだとすると……(´・ω・`)
新しくソフトが開発されるんでしょうか。どうなんでしょうね?
あ、あと気になるのはイーモバ版が98gなのにX04HTは110gなところ。何の差でしょう?
そして最後にコメントしたいのはNokiaのN82とE71ですね。
702NK(Nokia6630)、702NKII(Nokia6680)、804NK(Nokia N71)、705NK(Nokia N73)、X01NK(Nokia E61)、X02NK(Nokia N95)と
今までボーダフォンやソフトバンクのノキア端末はダブルブランドでしたが、今回からはグローバルモデルとしての提供となり、
「メーカー独自の仕様に基づいて製造された海外の魅力的な製品を、ソフトバンクがセレクトし販売いたします。」
とのこと。SIMロックはあるものの、Softbankのロゴなどは一切ありません。
料金体系はXシリーズに準ずるそうです。
E71は日本では珍しい前面QWERTYキーボード搭載ということで、ちょっと気になるんですよね。
もちろんS60なので、X02HTと同じように使えるわけではないのですけど。
そんなこんなで、相変わらず派手なラインナップのソフトバンク新機種発表会なのでした。
堅実だったAUとは全く異なりましたねぇ。
こうなると気になるのは11月5日(水)のドコモの新機種発表ですが、
今回から4系統に分類されるらしいので、こちらもおそらく派手な発表会になるのでしょう。
一度S60も使ってみたかったしカッコいいし、でもX02HTと丸かぶりなんですよねぇ。
それに根本的にパケット定額が下がってワケではないので、これ以上SoftBankに付き合うのも考えものだし。
ドコモには定額上限引き下げと変な規制(Bluetooth使用不可とか)の解除を期待するばかりです。
でもホント、悩ましいですね。
こんな時代が来るとは、嬉しいやら苦しいやら(^_^;)
あまり驚きではなかったのですが、N82もセットとは思いませんでした。
E71はいいデバイスみたいですね。
厚さ10mmの極薄ステンレスボディはNokiaらしい高品質さが感じられます。
ただ、S60は、Windows Mobile Standardの置き換えができるほどにはPDA的で無いんですよね。
QWERTYキーでもなく現行のS60 3rdでもなかったですが702NKIIを1年半使った印象としては、
Windows Mobileの中でも電話寄りであるStandardと比べても、S60の方がさらに電話寄りでした。
それと日本製のフリーソフトが少ないのもある意味欠点でした^^;
最初はPocketPCの置き換えと思って使い出しましたが、
結局それは無理でPocketPCと一緒に持ち運んでいましたね。
それでも気になってしまうのがNokia端末だったりするのですが(笑)
しかしまあ、Nokia S60端末とWindows Mobile Pro端末が
同時に4つもリリースされるような時代が来るとは、思ってもなかったです。