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昔の新書をむさぼり読む

2010-01-19 23:59:18 | Weblog
 
 
ネタ切れ気味なので、Twitterから自分のつぶやきを拾ってみる。

ビジネス書の新刊を数冊読むよりは70~80年代の新書を1冊読んだ方がためになるような気がする。現代のはPCとケータイを混ぜただけで、あとは大して変わってない。何故って、本来人間という生き物は30年程度で劇的に進化するものじゃないからなんだろうね。


その年に出た1500円ほどのビジネス書を数冊読むより
半分の700円ほどで買える古めの新書を読んだほうが、
得られるものが多いなとこのところは感じているわけです。

最近のものはベストセラーと呼ばれる新書に、昔は無かった、もしくは一般家庭では手が出なかった
「PC」と「ケータイ」というツールの使いこなしを足したものが大半ですよね。
それに比べると70~80年代の新書で現在もなお増刷されているようなものは、
今でも使えるような考えが多く残されており、古さを感じさせません。


そりゃあもちろん古ければなんでもいいというわけではありませんが、
“時の試練”にさらされて残った本には、単なる一時の流行だけではない、
普遍的な内容が書かれているはずです。
そして、道具の進化による生活の向上により錯覚してしまうのですが、
実際のところ我々人間そのものは、30年程度では大して賢くなっていないわけで、
だからこそ昔の本が、生活や道具が変わった今もなお通用するのでしょう。






というわけで現在はこんなあたりを読んでいます。

  • 梅棹忠夫「知的生産の技術」(岩波新書)
  • 渡部昇一「知的生活の方法」(講談社現代新書)
  • 立花隆「「知」のソフトウェア」(講談社現代新書)
  • 板坂元「考える技術・書く技術」(講談社現代新書)
  • アドラー/ドーレン「本を読む本」(講談社学術文庫)

  • 正直なところ、大学生になる前に読んでおくべきだった!
    と痛感しています。
    だからこそ教え子に伝えていきたいものです。

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