RemのDigitalCaravan

PCにスマートフォン カメラ Cafe アロマ 旅行…
デジタル世界のカオスなキャラバン

鳥取・島根を旅してきた その1 計画編

2013-08-14 00:34:59 | 旅行・鉄道
 
 

山陰に行こう

前回の高知山口旅行から4ヶ月。
夏休みになり、また旅するチャンスが巡ってきました。
現在の私の旅行の目的はあいかわらず「47都道府県の地を踏むこと」。
春休みに高知山口を潰し、残るは山形・新潟・鳥取・島根の4県となってます。



経県(経県値&経県マップ)より作成。


この夏休みはひとまず、鳥取・島根の2県に行くことにしました。
もちろんただ行くだけでは面白くないですから、観光もしっかり設けます。
この2県の有名な観光地と言えば、鳥取砂丘と出雲大社でしょう。

特に出雲大社は今年5月に約60年に一度の遷宮が行われています。
大学時代に専攻である物理の教科書をほったらかして、図書館の閉架で古事記を読んでいたような人間なので、
わが国の古代神話の世界の中心である出雲大社には、以前から行ってみたかったのです。
よって鳥取市と出雲市を観光できるルートを作ることにしました。





山陰本線踏破へ

東京から出雲へと行くのはなかなか大変です。
手っ取り早いのは羽田→出雲の飛行機ですが、往路に飛行機を使うのは自分の旅のポリシーに反しますから却下。

新幹線で岡山まで行き、そこから特急に乗り換えるのもパス。
それ以外ではサンライズ出雲を使うという手もありますが、これも今回は却下。
なぜならこの旅行の一週間前に地学部の合宿の引率で新居浜に行く際、サンライズ瀬戸を使っているから。
一週間の間に二度もサンライズに乗るというのは、ちょっと面白みに欠けますからね。



ということで、やはりここは青春18きっぷの出番ということになります。
ムーンライトながらで大垣、東海道本線で京都まで行き、
その後山陰本線に乗り換え、鳥取・松江・出雲と移動することにしました。

じゃあ出雲の後はどうしようか。
山陰山陽間の移動は、鉄道ではなかなか大変です。
ならばいっそ、山陰本線を西へ西へと進むのはどうか。
途中に有名な観光地、萩があるので、ここで一泊し観光したのち、
山陰本線を踏破したうえで博多駅へと移動し、福岡空港から飛行機で帰るルートを設定しました。

ということでスケジュールとしては

 1日目:MLながらから米原→京都→山陰本線で鳥取入り。鳥取砂丘観光。
 2日目:鳥取→米子→松江と移動。松江城と城下町を観光。
 3日目:松江→出雲市→出雲大社前と移動、出雲大社と日御碕を観光。
 4日目:出雲市→益田→萩と移動、萩観光。
 5日目:午前中に萩観光、午後は萩→長門市→下関→博多と移動し、福岡空港から成田空港へ。

という4泊5日で山陰本線を踏破することになりました。






突然の予定変更

しかし出発の数日前になって、突然の予定変更を余儀なくされました。
7月28日の山口島根豪雨により山陰本線は甚大な被害を受け、益田~長門市間が不通となってしまったのです。
しかも復旧まで1年以上かかる見通しとのことで、出雲から萩への移動が困難となりました。

これはもう、ルートを変更する他にどうしようもありません。
出雲市から山陽側へ南下する手段を慌てて探すことになりました。
できる限り鉄道を使いたいので、まずは鉄道を使うルートを調べてみましょう。
すると木次線・芸備線経由か伯備線・芸備線経由で広島に向かう2つの方法が見つかりました。
ただしそのどちらも、朝9時に出雲市を出て、広島に着くのが17時過ぎ。
一日中移動しかしない日となってしまいます。

しかたがないので、鉄道以外の手段を探してみたところ、出雲市駅~広島駅という高速バスを発見しまして、
4日目はこれで広島に出ることにしました。
出雲市駅~広島駅の高速バスの所要時間は3時間。
となれば4日目のうちに広島より先へと進むことは容易です。
そこで昼間に岩国にある錦帯橋を観光し、まだ乗ったことの無い岩徳線を使って新山口まで向かうことにしました。
さらに5日目は、宇部線・小野田線に乗った上で門司港駅周辺を観光し、さらに小倉から鹿児島本線以外に乗ることにしたのです。





そんなわけで、春の高知山口旅行と同様に、ずいぶんとおかしなルートで回る山陰旅行が始まったのです。
次の記事から、旅行記のスタートです。
まずは1日目、東京駅から鳥取駅を目指します。

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 渋谷 カフェマメヒコ 公園通り店 | TOP | 鳥取・島根を旅してきた その... »
最新の画像もっと見る