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北横岳に山ごもりしてきた その3 2日目

2016-11-09 01:39:50 | ハイキング・登山


北横岳遠征、2日目です。
1日目はこちら




初日の夜は、北横岳一帯はガスに包まれてしまい、星など全く見えませんでした。
なので消灯後はずっと寝っぱなし。
そして朝5時半ごろ、他の登山客の音に起こされて窓の外を見てみると、空一面が真っ赤に塗られていました。




これだけ綺麗な朝焼けを見るのは初めてかも。
ただ、朝焼けって下り坂お天気の前兆なんですよね……







というわけで北横岳2日目です。
朝焼けをカメラに収めたあと再び寝てしまいまして、結局起床は8時半。
この日は北横岳から坪庭に一度降りて周辺を散策する程度の予定だったので、
時間にとても余裕があったため、登山客らしからぬ超スロースターターとなりました。
自前で持ってきた朝食を食べて、10時くらいにヒュッテを出発です。



山道を下りながら、ところどころ色づき始めている紅葉をパシャリ。
30分ほどで坪庭に降りてきました。



うーん、天気がいまいち。
ひとまず坪庭を回り、木道を歩きます。



そうして15分ほど歩けば、青い屋根の山小屋が目に入ります。
縞枯山荘です。



こちらはトイレもあるし、軽食も食べられるし、ひとまず立ち寄ってみましょうか。



あれ、休業でした。
平日なので、予約が入っていないのかもしれませんね。
しかたがないので先に進みます。





ここから先、当初の予定では雨池峠から縞枯山に登るつもりでした。



しかし雨池峠の時点で小雨がパラつき始めており、
悪天候の中を無理して歩く必要もないだろうと考えて
山頂駅から南へと伸びる、森林浴散策路をあるくように変更。



この散策路はよく整備されています。
展望台までの道のりはほとんどが木道となっていて、
スニーカーの観光客でも気軽に歩けるようになっています。



ただ、濡れた木道って滑りやすいんですよね……



散策路を歩くこと25分。
森林浴展望台に到着です。



この天気なので、眺望は推して図るべし。
晴れていれば、中央・南アルプスの山々と、
茅野や富士見の街が見えたんでしょうね。





散策路を引き返し、ロープウェイ山頂駅に戻ったらお昼ご飯にしましょう。
構内にある山のカフェ2237にて、
山小屋風仕立て 野菜たっぷりカレーをいただきました。


「野菜たっぷりって言っても山の上だし、しょぼいカレーが出てくるんじゃないの?」

そんな風に思っていたのですが




野菜もお肉もゴロゴロ入った、素敵なカレーでした。

ペットボトルの水(500ml)もついて1100円ですから、十分満足。
侮りがたし。





そうそう、ロープウェイ山麓駅には

「山頂駅にはトイレがありません。山麓駅にてお済ませください」

といった大きな掲示が貼られてありますが、ロープウェイの公式HPの案内図にはトイレが存在します。
実際に行ってみると、山頂駅の中にもトイレ(有料)がありました
しかもそれなりに整備されていて綺麗で、数もそこそこあります。
ただ、雨水を利用するタイプなので大人数には対応できません。
だから山麓駅の方で済ませるよう貼ってあるのでしょう。






この後も天気は回復せず、14時前にヒュッテに戻りました。
それから夕食までは、生徒の小論文の添削……
……電波があれば、仕事はできてしまうのです(;^ω^)




夕飯は2晩連続で、馬肉のすき焼き。



予約をした時点であらかじめご主人から
「メニュー同じになっちゃうけどいいですか?」
と聞かれていたのですが、すき焼きなら2晩連続だってかまいません!


前日同様、大ボリュームのすき焼きをみんなでなんとか食べきり、
夕飯の後は宿のご主人や、他の登山客の方とカメラ・写真トークで2時間くらい盛り上がりました。
山岳写真で賞をとってる方も居て、勉強になったし楽しかった。






そして夜はやっぱり晴れず、早めに寝たのでした。
うーん、なにしに来たんだっけ……(笑)


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