ようやくエミリー・ブロンテの嵐が丘を読み終えました。
![]() 嵐が丘(上) (岩波文庫) | ![]() 嵐が丘〈下〉 (岩波文庫) |
上下巻合計691ページを、だいたい10日くらいで読破です。
憎しみと愛情、悲しみと喜びがテンポよく交じり合うので、
ついつい続きが気になって読んでしまいました。
登場人物がみな、話が進むにつれて徐々に狂っていく様子が痛々しいのですが、
なのに先が気になってしまうという不思議な魅力のある作品でした。
今回は“文学少女”シリーズのネタ本だったということもあり、
読み始めるときのモチベーションが高く、すんなり読むことができたというのもありますけど、
やっぱり古典文学は読んでいて面白いですね。
奥野宣之さんの「読書は1冊のノートにまとめなさい」にも、
古典は、身近に置いておくと、突然、面白く読めるなるようになることがあります。 (中略)それはきっと古典が時の試練に勝った本だからだと思います。 |
とありましたが、やっぱりその通りだと思います。
小学生の頃は色々読んだのに、大人になってからはちっとも読んでいなかったので、
これを機会にまた他の古典も読んでみたいです。
が、まずは嵐が丘を読み終えたので文学少女第二巻を読むことにします。
やはりネタ本を読んでからだと全然違いますネ。
元ネタの中では、人間失格と友情と銀河鉄道の夜を読みました。自分的に友情はギャグ小説かと。
そしてやっと・・・神に臨む作家(上)GETしたお!
私も高校時代に手に取ったら、読みきってなかったかもしれないし、
そもそも文学少女シリーズを読まなかったら作品そのものを知らなかったしw
友情は読んだけど、確かに野島の行動はギャグっぽいかもしれないw
実篤は読みやすくていいね。
あと読んだ元ネタは銀河鉄道の夜、狭き門か。
人間失格は買ったけど、どうにも読む勇気が出なくてほったらかし。
泉鏡花にいたっては文語文のため読めない\(^o^)/
少しずつ読むしかないかねぇ。