ケータイキャリアの先陣を切って、auが秋冬モデルを発表しました。
au、2009年秋冬モデルを発表 - ケータイ Watch http://k-tai.impress.co.jp/docs/news/20091019_322713.html
新たに発表されたのは13機種。ただしそのうち5機種は来年春の発売だそうです。
なんかもう「数を稼ぐためにとりあえず発表だけしとけ!」みたいな風潮になってますネ。
ちまちま発表するよりは効率がいいのかもしれないですけど、
インパクト勝負になってるだけな気もします。
ラインナップに関しては、最近のauらしい飛び道具のない感じ。
目を見張るようなイロモノ(?)機種はありません。
インパクトのある数字としては「1200万画素クラス」のカメラを持つ機種として
EXILIMケータイ CA003」「AQUOS SHOT SH003」「AQUOS SHOT SH006」の3機種が発表されてます。
が、果たしてケータイサイズのCCDに1200万画素なんて必要あるんですかね?
これはコンパクトデジカメにも言えることなんですけど、
数字が大きければインパクトがある、それだけのようにも思えます。
ちなみにauの小野寺社長は「スマートフォンはまだ早い」とおっしゃったそうです。
auはその姿勢でいいんじゃないかな、と思います。
スマートフォンの長所を生かせるようなサービスを提供しないのであれば出すだけ無駄ですし
(といってドコモやソフトバンクがそれをできているかというとそういうわけでも無いですけどね)。
というかそもそもですね、早いとか遅いとかいう以前に、
あまりに独自の進化を遂げてしまった日本のケータイ業界において
「スマートフォンの時代」というのは来るんですかね?
出てくれることはもちろん嬉しいのですけど、今後のビジョンが見えてこないんですよねぇ。