10月第3週ということで、今年もAssocieに手帳特集が戻ってきました。
去年に比べると取り上げられている手帳の種類は減っているようです。
とはいってもそれは単に商品の紹介として取り上げられているものが減っただけ。
今年は単なる道具の紹介ではなく使い方のほうがメインになっているようで、
「手帳をどう使うか」「手帳でどうやって変えていくか」など、
単なる文具ではなく道具としてどう使っていくかが掲載されてます。
色んな業種の人の手帳の使い方が紹介されているページでは、
やっぱり人それぞれ色んな種類の手帳が紹介されているので、
特集全体で扱っている手帳の数は去年とそう変わらないはず。
記事の中で面白いなと思ったのは、P.33のさとうめぐみさんののところの、
週の初めに1週間分の「こうなったらいいな」を考えた上で
完了形で未来を予測する「未来宣言」というやり方。
一見すると「なんだそれ?」と思うやり方ですけど、これってようするに
デビッド・アレン氏がいう「ナチュラルプランニングモデル」、
すなわち「やるべきこと」を考える際の手順として、
という手順を踏むのがナチュラルなやり方である、というなかの2番目、
- その行動の目的はなにか?
- 求められる結果はどんな状態か?
- その結果と現状のギャップは?
- ギャップを埋める手順は何か?
- 次に取るべき行動は何か?
「求められる結果」を考えさせるということなんだと思います。
つまり「こうなったらいいな」を考えることで「じゃあどうしようか?」というふうに
具体的な方法を考えるようになり、タスクを効率よくこなせるようになる、
ということなのではないでしょうか?
(「手帳は“完了形”で書く」を読んでいないのであくまで推測です)
なかなか面白いやり方ですね。
自分の手帳術の中に取り入れられないか、ちょっと考えてみたいです。