
本屋で見かけるたびに気になって立ち読みしていたものの、
なかなか買うまでは至らなかったのですが、結局買っちゃいました。
どういう意図で本の装丁をデザインしているのか、
そしてその意図を具現化するためにどんな紙を選び、印刷法を選び、本文の組を整えるのか、
そういったブックデザインの考え方がいっぱい詰まっている本です。
面白いのが編集者とのやりとりについても書いてあるところ。
読んでみるとあれこれ指示があることもあれば、全く自由にやらせてもらえることもあるみたいですね。
まったく異業種のことなので、こういう舞台裏をのぞけるのはなかなか面白いです。
ただしデザイン関連の本は比較的高価なもの。
この本も3800円もしました。だから何度も買おうか買うまいか迷ってたわけです。
値段としては高い買い物ではありますが、私のようなデザインを仕事にしていない人でも
開いて眺めているだけで楽しくなるので、無駄遣いしたとは思ってません(´~`;)