
25日の日曜日、今年最後のハイキングに行ってきました。
選んだのは陣馬山。
高尾駅からバスに乗り、陣馬高原下バス停から新ハイキングコース経由で登るルートです。

当初の予定ではこのルートでした。

ホリデー快速河口湖1号で、一路高尾駅を目指します。
で、高尾駅北口を出たら大行列に遭遇。
シーズン終わりのしかもハイキング日和で、整理係の人に聞くとなんとバス1時間待ちとのこと。
こんなところで待ってられないので、中央線に再び乗り込み、
隣の相模湖駅から明王峠経由で陣馬山頂を目指すルートに急遽変更しました。

これぜーんぶバス待ちの登山客です……。


相模湖駅は人も少なく静かでした。
なんという温度差。

中央道を越えてすぐのところにある與瀬神社。
思っていたより大きくて、ちょっとびっくり。
ここの裏手から孫山を登っていきます。

黄葉が秋の陽射しに透けて、きれい。

30分ほど登ると見晴台に到着。
相模湖の向こう側の山が見えます。石老山でしょうか?

見晴台からは緩やかな尾根道です。
しかも通行量が多いらしく、しっかり踏み固められていて
とっても歩きやすい。尾根なので風は冷たいんですけどね。

大平小屋。屋根とベンチがあるだけの簡素なつくりです。
作業小屋かなにかでしょうか。

石投げ地蔵。
こうして見ると、単なる石の山ですね……
相模湖駅から休憩を含めて3時間近く歩いたところで、ようやく明王峠に到着です。
かなり広々としていて、ベンチも50人くらい座れるほどありました。
13時近くになってしまったので、ここでお昼ご飯をとりました。


紅葉のグラデーションがとっても綺麗。
VIVIDモードで撮ったせいで、色飽和しちゃったのがもったいない……

明王峠は南東方向が開けていて、見晴らしが良いです。
運よく富士山を見ることが出来ました!
もう完全に雪化粧ですねぇ。
腹ごしらえをしたら、陣馬山山頂を目指して尾根道をあと45分ほど進みます。

奈良子峠。ここを左に下りて奈良子尾根をつたっていくと、
陣馬登山口バス停まで出られます。
今回は当然ここは下らず、まっすぐ登りますよ。

奈良子峠から陣馬山頂へのアプローチとなる道。
ここは高尾山~城山~影信山から和田峠、臼杵山へと続く奥高尾縦走路となっていて、
通行する人が多く、踏み固められてとても歩きやすい道です。

休憩含めて4時間半ほどで、ようやく陣馬山山頂に到着!
標高857mです。
頂上には白い馬の像がありますが、これは観光地として売り出すために、
1960年代に京王電鉄が建てたものなんだとか。

陣馬山山頂からの東方向の眺望。
関東平野の端っこから、東京を一望できます。
こうして見ると、確かにまっ平らなんですねぇ。

ここの山頂はかなりなだらかで、茶屋が3軒ほど建っています。
なんとなくで入った清水茶屋で、甘酒となめこ汁をいただきました。
甘酒はふつうかな。
なめこ汁が、ちょっぴり柚子の香りがしておいしかったです。
予定よりも山頂でゆっくりしてしまったので、慌てて下山します。
陣馬山頂から藤野駅へと向かう下山ルートは主に3つ。
一ノ尾尾根ルート・栃谷尾根ルート・奈良子尾根ルートです。
今回は一気に下る栃谷尾根ルートを選択しました。

山頂からしばらくは、急な下りが続きます。
スリップや捻挫に注意!

日が暮れる、急げいそげ!

いそげイソg……
日没までに藤野駅にたどり着けませんでした_| ̄|○
山頂を出たのが15時15分ごろで、栃谷登山口に着いたのが16時15分。
そこから藤野駅までは、アスファルトの舗装路を1時間ほど歩きました。
藤野駅に着いたのは、歩き始めから7時間半後の17時半ごろ。
そりゃあ真っ暗ですよ。
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そんな感じの初陣馬山でした。感想としてはやはり
「メジャーなだけあって、とにかく歩きやすい!」
ってのが真っ先に挙がります。
道標はちゃんとしてるし、道は堅くしまっていて歩きやすいし。
こないだ登った鉢岡山とは比べ物にならないくらい歩きやすかったです。
まああれはあれで酷かったから……(笑)
陣馬山はまた登ってみたいと思える山でした。
今度は小仏から影信山経由で登ってみたいです。