
今までは本を読む際は、まず流し読みをしながら気になったところに付箋を貼り、
一通り目を通したら付箋を貼った周辺を読み込み、
それを元に手書きでインデックスを作りその本の冒頭に貼っておく、
という流れで読んでいました。
そして、より重要な本だと思った場合はマインドマップに起こしていました。
これだと情報の一元管理ができませんし、マインドマップ化まではしていなかった
本を貸してしまった場合、その本の内容を参照することができません。
そこでためしに100円ノートを使って、読書ノートを作ってみることにしました。
が。
100円のキャンパスノートではデザインに満足できるはずもなく。
愛着を持って使えるよう、デザインのよいノートを探すことにしました。
最初は定番のMoleskinにしようかと思っていたのです。
しかしMoleskinは万年筆との相性が悪い、というのをよく聞くので、避けてしまいました。
買ったのはPaperblanksのアンティークレザースタイルコレクション・ブラックモロッカン。
サイズは100x140mmのミニフレシキというタイプです。
正直を言うとファンタジー世界の魔導書みたいな見た目の
「こころの季節」というシリーズが欲しかったのですが、
B6サイズか手のひらサイズの二択だったので、落ち着いた風合いのブラックモロッカンになりました。

新品なのに古めかしい風合いをしています。

スマイス綴じという耐久性のある綴じ方になっています。
180度にしっかり開いてくれるのもポイントが高いですね。

Moleskinよろしく、裏表紙の内側にはポケットが付いています。
今のところ使い道が見つかってませんが。

簾の目の入ったレイド紙です。保存性の高い中性紙を使っているらしい。

743WA(色彩雫「孔雀」)で本文の要約を書き、
823FA(色彩雫「土筆」)でそれについて思ったことをメモする。
「孔雀」の青緑と「土筆」のセピアの組み合わせはなかなか綺麗です。
(わざとぼかしてあります。)

万年筆との相性はというと、まあまあというレベルでしょうか。
私は気にならない程度ですが、ところどころで裏抜けが起こるようです。
お値段は1785円。たっかいですねぇ(笑)
しかもレジに持っていってから気が付いたことですが、なぜかブラックモロッカンだけは
他のシリーズの同じサイズのものと比べて200円くらい高かったという('A`)
とはいえこの風合いは気に入りました。
購入からたった5日しか経っていないのに、すでに50ページも読書メモを書いてしまったくらい。
(その間743WAの「孔雀」を2回も吸入し直しました。なんという消費量。)
しっかりと書き込んで、自分の財産にしたいと思います。
そういう用途なら、この値段でも悪くないんじゃないでしょうか。