
BLOGが停滞している間にも、出雲や倉吉に行ったり、赤岳や編笠山に登ったりしてたんですが、
仕事が忙しいのとモチベーションが上がらないのとで、記事は書かずにいました。
しかしせっかく色んなとこに行っても、記録せずに放っておけば記憶は滲み色あせていくもの。
それはもったいないので、再び旅行記事を書くことにしました。
今回の冬休みの旅行の目的は2つ。
まずは鳴門線、牟岐線を乗りつぶすこと。
2013年春の高知山口旅行で土讃線と予土線を乗りつぶし、2018年春の愛媛香川旅行で予讃線と徳島線を乗りつぶしており、
残る未乗路線がこの鳴門線と牟岐線だけになっていたので、今回でJR四国の乗りつぶしを完了させてしまおうと思ったわけです。
そしてもうひとつが、星を撮ること。
スケジュール的に1月の新月期がヒマだったので、空の暗い場所へ行って星を撮ろうとしたのです。
この2つを満たすために選んだ目的地が、室戸岬でした。
それが決まれば旅程はどんどん組みあがっていくもの。
東京から関西へ向かう手段として、2年前にも使ったスカイマーク羽田-神戸便を使用し、神戸に一泊。
翌日は神戸から高速バスで鳴門へ向かい、鳴門から徳島、海部を経て甲浦に一泊。
さらに次の日に室戸岬まで路線バスで進んで一泊し、最後は高知から東京へ飛行機で帰るという行程になりました。
まずは羽田空港から神戸空港へ。
新幹線では1万4000円ほどのところを、1万円弱で移動することができます。
神戸空港からはポートライナーに乗り、25分くらいで三宮に到着。
コインロッカーに荷物を預けたら観光開始です。
今回は神戸街めぐり 1dayクーポン神戸エリア版を利用しました。
これは市営地下鉄・ポートライナー・神戸高速線乗り放題の切符に、
観光地で使える700円分のクーポンがセットになったもの。
神戸空港駅のポートライナー改札で購入しておいたので、この日の移動はこれをメインにします。
ひとまず地下鉄で三宮から新神戸へ移動し、北野の異人館を見に行きましょう。
地下鉄新神戸駅で降りて、新幹線駅の周りをうろちょろしていたら、駅の真裏に渓谷を発見しました。

布引渓流というんだそうです。
駅の直下だとさすがに護岸工事された人工物むき出しの、雰囲気もなにもない感じですが

1分歩けばこんな具合で、立派な景勝地になります。
場所はちょっと違うけど、そういや「六甲のおいしい水」とか酒どころの灘とか、
このあたりは水が良いことで有名でしたっけ。
ここから山道を20分ほど歩いていきまして、港みはらし台へ。
下を見れば神戸の街が見渡せるくらいの距離なのに、なかなかがっつり山歩きになっていて、
神戸というのは平地の少ない街なんだな、というのを実感しました。

展望台でお昼ご飯にします。

新神戸駅で購入した神戸牛めしです。

新神戸駅改札外の駅弁売り場で、できたてあつあつのものを手に入れたので、とてもおいしい。
●風見鶏の館
展望台から北野の方へ下りて、異人館へ。
ひとまず有名な風見鶏の館へ向かいます。

そしたらちょうどガイドツアーが始まるところだったので、慌てて加わりました。
なんとこの日は月1回ある館長さん自らが説明してくれるガイドツアーの日で、
普段は公開されていないところも見ることができました。

屋根裏部屋や

地下室なんかも見られました。
その他家具や装飾から、神戸という街と異人さんとの関係性など、詳しく話を聞くことができたのはラッキーでした。
そのかわり1時間15分ほどかかってしまい、その後のスケジュールを練り直さなきゃならなくなったんですが(笑)
●三宮センター街へ
風見鶏の館を出たあと、当初の予定ではポートタワーに登ってみようと思っていました。
しかし予想外に時間を使ってしまったのでそれは諦め、三宮センター街へと徒歩で移動。

人の波をかき分けて向かった先は……

ナガサワ文具センター!
趣味の文具箱など文房具系の雑誌でよく目にするこのお店。
せっかく神戸に行くなら立ち寄ってみようじゃないかということです。
なにか記念になるものでも買いたいところですが、旅行初日に万年筆を土産に買っていくというのもアレなので、

Kobe INK物語のNo.30「王子チェリー」を購入。

書いた直後は明度が高めですが、乾くと少々落ち着いた雰囲気になります。
ナガサワ文具センターからは歩いて三宮駅へ戻り、コインロッカーの荷物を引き取ったらこの日の宿へチェックインします。
この日は二宮旅館さんにお世話になりました。

三宮の駅から5,6分歩いた住宅地の中にあります。


旅館というより下宿先みたいな感じでとても落ち着いたのですけど、神戸の夜はまだこれから。
大きな荷物を置いてカメラと三脚をリュックにつめたら、散策再開です。