新しい月になりました。
4月1日ということで、ウソ記事をアップするBLOGも多い中、
うちは3月の読書のまとめの記事をアップします。
3月の読書記録はこんなかんじ。
3月の読書メーター
読んだ本の数:6冊
読んだページ数:679ページ
春休みに入ったわりに少ないですねぇ。
読んだ本を見てみると……

春休みでヒマがあったので再読。タネを分かった上でもう一度最初から読んでみると、また違った読み方ができて面白い。そしてやっぱり遠子先輩が可愛い。
読了日:03月27日 著者:野村 美月
![日経ビジネス Associe (アソシエ) 2009年 4/7号 [雑誌]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51p8KLr2-LL._SL75_.jpg)

世間的には百ます計算で有名な陰山英男氏の著。百ます計算だけが一人歩きしつつある中で、氏が教育の何を本当に重視しているのかが分かる本である。教師として今必要なことは何なのか、考えさせられた。それから、フィンランドの教育が優れているのは生徒20人に教師3人とお金をかけてるから、という側面があったとは知らなかった。
読了日:03月18日 著者:陰山 英男

ビジネス書漬けの日々が続いていたので、反省の意味もこめて再読、必要と思う部分は情報カードに書き抜いた。一通りビジネス書を読んだけど実践できてない、というときに読むといい本だと思う。
読了日:03月15日 著者:堀 E. 正岳
![日経ビジネス Associe (アソシエ) 2009年 3/17号 [雑誌]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51XER27s1BL._SL75_.jpg)
![日経ビジネス Associe (アソシエ) 2009年 3/3号 [雑誌]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/61x8sT%2BN2HL._SL75_.jpg)
最近のAssocieは特集があまり面白くないような気がする。そろそろ毎号買うのを止めようかなぁ。
再読2冊にAssocieが3冊と、雑誌以外で新しく読んだ書籍は「百ます計算の真実」だけですね。
陰山先生というとなにかと「百ます計算」ばかりが取り上げられがちですけれど、
実際には百ます計算はあくまで「自信の素」であり、陰山メソッドの根本は
「基礎的な生活習慣を身につけさせること」なんですね。
ものっすごく当たり前のこと……なんですが、親の環境が昔と違ったり、
パソコンやゲーム機など寝不足の素が沢山あるため、現代っ子の生活習慣はかなり壊滅的です。
習慣というのは自然に身についてしまうものなので、取り除くのにはかなりの労力を要します。
現代っ子の生活習慣をどう改善していくかは、私にとっても今後の課題ですね。
ちなみにちょうど今日、エミリー・ブロンテの嵐が丘の上巻を読み終えたところだったんですが、
これが残念ながら3月分には入らないので、ちょっとさみしい結果になっているんです。
嵐が丘は”文学少女”シリーズの第2巻のネタ本で、虐げられた孤児ヒースクリフの長年にわたる
復讐劇を描いた内容は英語文学の三大悲劇と評されることもあるくらい、暗ーいお話です。
その印象が先入観となり読むのを躊躇わせていたのですけれど、実際に読んでみると面白い!
ゆっくりと運命の歯車を狂わせていく登場人物たちが痛々しくも、
続きが気になってしまい一気に読んでしまいました。
なので4月のまとめはもう少しにぎやかになる……はずです。