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そろそろTWSイヤホン

2020-11-18 23:59:08 | カメラ・レンズ
現在の音楽視聴環境はウォークマンA35(DSEE HXオン)にDUNU DN-1000(ハイブリッド型)という組み合わせな私。
A35のバッテリーが切れたときだけ、サブスマホのASUS Zenfone6にDN-1000を繋いで聴いています。
今の流行りは完全ワイヤレスイヤホン(以下TWSイヤホン:True Wireless Stereoイヤホン)でしょうけど、
無線技術に余計なコストがかかるせいで音質に対する費用対効果が低いので、これまでは敬遠していました。

とはいえマスク必須のご時世だし、さすがにそろそろ完全ワイヤレスイヤホンでも買おうかと思い、
調べてみたところ、発展途上の領域だけあって技術の進化が早いはやい。
去年出ていたQualcommのTrue Wireless Stereo plus技術はすでに最新ではなくなっていて、
今年に入ってからTrueWireless Mirroringというまた新しいのが出ていました。
TWS plusは対応するSoCを搭載したスマホでしか使えないという欠点がありましたが、
TW Mirroringはマスター側の電波をスレーブ側が傍受する形式なので、プレーヤーに依存しないという点で優れている様子。
これと似た形式として、AirohaのMCSyncという技術もあるそうで、これからTWSイヤホンを買うならこれかTW Mirroringのどちらかに対応したものがよさそうです。




そしてできれば現在の再生環境に近い音が欲しいところですが、ハイブリッド型でDSEE HXを使えるTWSイヤホンは存在しないので、どちらかを選ぶことになります。



まずはDSEE HXを使える機種として挙げられるのが、SONY WF-1000XM3
ノイズキャンセリングもあり、MySync技術を使っているという左右同時接続にも対応します。
音作りは評判はいいが聴き疲れするという意見もあり。
そして少々お高め。まあ発売から1年半経っていて、2割以上安くなってはきましたが。
あとド定番すぎるので、できれば避けてほかを使ってみたいかなと思って今回は外します。

同じSONYでもWF-H800にするとノイキャンが無い分価格が下がります。
とはいえ発売から時間の経ったWF-1000XM3との価格差はさほど大きくありません。
そしてどちらのモデルでも8時間のバッテリー持続が、DSEE HXオンだと3~4時間の約半分まで落ちるらしい。
TWSでDSEE HXは諦めた方が無難なようすです。





DSEE HXは諦めて、ダイナミック型とバランスドアーマチュア型の両方のドライバを組み込んだ、ハイブリッド型のTWSイヤホンに目を向けてみると、
これはこれで消費電力やサイズなど課題が多く、めったに無いんですね。
今現在で量販店で見かけるのは、AVIOT TE-BD21fくらい。
こちらは去年発売のモデルで、QCC3020によるTWS plus方式の左右同時接続です。

その後継機としてTE-BD21jが11月末に発売予定となっています。
こちらはSoCがQCC3040でTW Mirroring方式の左右同時接続なので、今後のことを考えるとこっちを選んだ方がよさそう。
今のところ候補として考えているので、発売されたら試聴しておきたいところです。
AVIOTの過去のイヤホンでは初期不良の話をチラホラ聴くので、発売直後に飛びつくのはリスキーかなぁ……



それからラディウスも、ハイブリッド型のTWSイヤホンHP-V700BTを発売するというリリースを出しています。
ラディウス、カーボン振動板の完全ワイヤレス。aptX Adaptive対応 -
https://av.watch.impress.co.jp/docs/news/1287/531/index.html

これもQCC3040採用なので気になります。12月発売予定だとか。
でもこれは重低音重視モデルみたいだから、好みに合わない可能性ありますね。
まずは試聴してみるしかないか。



あと気になっているのは、Nuarl N6 Proでしょうか。
DSEE HXも使えないしハイブリッド型でもないけれど、内部反響による音の歪みを低減し広い音場を実現するという、
HDSSという技術を搭載してるのが気になります。
これはすでに視聴してあって、中高音のキラキラ感がDN-1000と似ていて好みな感じでした。
音場もTWSイヤホンとしては十分広く、低音はDN-1000より強めかな。
正直言って、これに決めちゃってもいいかなって思うくらいにハマりました。

ただしNuarl N6 ProはSoCがQCC3020なので、左右同時接続はTWS plusであり使えるプレーヤーが限られるのが残念なところ。
QCC3040搭載でTW Mirroringが使える後継機が出たら、それを選ぶことになりそうな気がします。

ちなみに先日オンラインで行われたヘッドフォン祭2020で、Nuarlの人が
「今月中に1モデル、ワイヤレスの製品が出てくると思います」
って言ったそうなので、そちらがQCC3040版N6proみたいなのだといいな。
<ヘッドフォン祭>7.1.4ch再現ヘッドホンは「驚きすぎて笑っちゃう」/NUARLイヤホンの魅力をアピール - PHILE WEB
https://www.phileweb.com/news/d-av/202011/07/51485.html

さらに13(金)にはNuralのInstagramに、新製品のティザーが公開されていて、
そこでは「video」「eSports」といった単語が出てくるので、低遅延推しのイヤホンになりそう。
ということはQCC3040搭載で、aptX Adaptive対応の可能性はかなり高いのではないでしょうか。


ちなみにQCC3040搭載のTWSイヤホンとして先行して、10月末に発売されたNoble AudioのFalcon2というのもあります。
ダイナミック型ではあるものの音場の広さやフラットな特性に加え、接続性の良さなど発売直後から評判は高いのですが、
試聴してみると耳穴の奥へつっこむタイプなのが合わず。






以上をふまえると、Nuarlの新モデルの情報を待ちつつ、AVIOT TE-BD21jの発売を待ち、両方試聴して決めることになりそうです。
年内にはどれかTWSイヤホンを購入しているはず。





【2020/11/22 追記】
11/20にN6 sportsの発売が発表されました。
NT100NT110といった、スポーツモデルの最新作という立ち位置みたいですね。
QCC3040搭載によるaptX adaptiveやTrue Wireless Mirroringへの対応など、2020年のTWSイヤホンの最新技術が盛り込まれているものの、
ドライバはN6無印に搭載されている[N6]v3で、HDSSもなし。
発売されたらいちおう試聴してみようとは思いますが、これ買うならN6 Proを買うかな?




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