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鳥取・島根を旅してきた その14 5日目 門司港→博多→帰京

2013-09-15 14:41:02 | 旅行・鉄道

門司港散策を終えたら、いよいよ今回の旅最後の鉄道移動になります。
飛行機の飛ぶ福岡空港へと向かうため、博多駅を目指しましょう。

門司港から博多駅へは、鹿児島本線の快速を使うと1時間半でたどりつきます。
しかしこの区間は春の高知山口旅行ですでに乗っているので、あえて遠回りを選びました。
日田彦山線・後藤寺線・筑豊本線・篠栗線の4線を乗り継ぐルートです。




距離は78.2kmから95.0kmと1.2倍にしかなっていないのに、かかる時間は3時間と倍になってます。
それでも3時間乗車なんて、もはやなんてことありません。
駅名しりとりの旅で9時間移動とかを経験してますからね!








門司港を出て20分。
まずは西小倉で日田彦山線に乗り換えます。
日田彦山線の起点は二つ先の城野駅ですが、この辺りを走るものは全てが小倉始発。
乗り換え案内の示すままに西小倉での乗り換えにしましたが、
小倉駅から始発列車に乗れば悠々座れたんですよね。
降りたことのない駅に降りられたのはいいですけど。





もともと日田彦山線は石灰石や石炭の輸送のために作られた路線です。
もちろん今では炭坑は閉山し、かつての賑やかさは嘘のように静まり返っています。
車窓を流れる沿線風景も非常にのどか。
それでもときおり大きな工場や、鉱山の跡らしきものなども見られ、東京人には珍しいものでした。

このほかにも九州北部には様々な鉄道がありますが、かつて石炭輸送に使っていたものが多いよう。
かつての北海道と同じく、かなりの数が廃線になったんでしょうね。





採銅所駅。
駅名を見ただけで、周囲に何があったのかがすぐにわかりますね。




西小倉から1時間ほどで田川後藤寺駅に到着です。
日田彦山線はこの先大分県の日田駅まで続きますが、
それでは飛行機に乗り遅れてしまうので、後藤寺線に乗りかえます。




後藤寺線は田川後藤寺~新飯塚間の6駅13.3kmしかない短い路線です。





20分ほどで新飯塚に到着。
すぐに向かいのホームに来る福北ゆたか線博多行きに乗り換えます。
この路線名は筑豊本線から篠栗(ささぐり)線を通りルートに付けられた愛称なんだとか。





この区間が電化されたのは2001年と、かなり最近です。
飯塚盆地と福岡平野の間に横たわる三郡山地を横断するため、
博多駅から1時間もかからないエリアでも車窓風景はかなりのどか。




門司港を出発してから3時間ほど。
定刻通りに博多駅に到着しました。






フライトまでまだ時間があるので、福岡空港の展望デッキにて夕飯を食べましょう。
この日の夕飯は、博多駅で購入した「折尾のかしわ飯」です。



去年冬の九州一周旅行で寄った水戸岡展で、これのミニサイズを食べたのですが、それがとてもおいしくて。
九州に再上陸したら絶対食べるんだと決めていたものの、春の時に食べ損ねてしまったので今回リベンジしたのです。





食べ終えたら飛行機に乗り込み、帰京です。
過去二回の福岡空港発のフライトでは遅延、欠航と散々な戦績であり、
このままエスカレートしたら次は墜落でもするんじゃないかとヒヤヒヤしていましたが、
今回は遅延も欠航もなく、スムーズに成田までたどり着くことができました。
これで悪い運は尽きたのかな、と思っていたら、人身事故で成田線が遅延しましたよ……
私の旅行って、呪われてるんじゃないでしょうかね(;^ω^)




旅のまとめ

さて、長々と綴ってきた今回の旅行記もそろそろまとめと参りましょう。

まずJR乗りつぶし的な観点から言うと、今回の旅行により新たに乗ることが出来たのは600kmほど。
豪雨による列車運休により、当初目標としていた「山陰本線全線670km踏破」はなりませんでした。
でもその代わりに岩徳線・宇部線・小野田線・日田彦山線・後藤寺線・篠栗線など、
普段は乗ることも無いだろうし、通常の観光旅行でも乗れないであろう路線にいくつも乗れて、
合計すると山陰本線踏破に近い距離を新たに乗ることができました。
これはこれで結果オーライと言えるのではないでしょうか。




そして47都道府県踏破としては、今回の旅行でようやく鳥取県・島根県に行くことができました。


これで45都道府県の地に足を踏み入れたことになり、未踏の県がついに山形・新潟の2県だけとなりました。
「これは行けるうちに行くしかない!」
ということで、実はすでに8月下旬に行っております。
次回更新からは47都道府県踏破の旅 最終章の始まりです。

乞うご期待!



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