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デジタル世界のカオスなキャラバン

新宿 末広亭

2010-01-17 01:46:21 | Weblog
 
 
新宿の末広亭に行ってきました。


落語そのものはうちの父が好きで、子供の頃は父のそばでカセットテープの落語
(思い出してみるとまだCDではなかった!)を聴いていた記憶はあるものの、
最近はめっきり聞いていませんでした。
当然寄席に行ったこともなし。
それでもいつかは行ってみたいと思っていたものの、
なかなか若いのが一人で行くのも気が引けるので、ずっと敬遠していたのです。

しかし職場で「寄席に行こう」という話になったので、
それに付いていくという形でようやく行くことができたというわけでした。




実際に中に入ってみると、大きくないと聞いていて分かっていたものの、
やっぱり広くないものなんですね。というか狭いです。
けれどその分噺家さんとの距離も近いし、一体感がありますね。
この空気はやはり、実際に来て体験しないことにはわからないです。



以下、今日の題目から感想をいくつか。

・昭和のいる・こいる」
「はいはいはい。そうだよな、しょーがねーや。ほーほーほー。
まぁどっちでもいいや。関係ねー関係ねー関係ねー。適当に謝っときゃいいやな」
独特の掛け合い……というかすれ違いの会話が特徴の漫才は、
テレビで見るのとそっくりそのまま。
一部では「漫才じゃない」なんて評価もありますけど、私は好きです。

ただ、場内に頻繁に笑い声が起こるため、生よりはテレビのほうが
しゃべっている内容を聞き取りやすいかも。



・古今亭志ん輔
名前を見てどこかで聞き覚えがあって、なんだっけかと思ったのですが
声を聞いたら一発で思い出しました。
NHK教育テレビの「おかあさんといっしょ」の「志ん輔ショー」の人です!(笑)
私はにこにこぷん世代なので、へびくんとぶたくんの「わたしはだれでショウ」を
思い出して懐かしく感じてしまいました。
この人は話もうまいですねぇ。
志ん駒さんの代演だったようですが、また聞きたいです。



・林家正蔵(主任)
小さい頃からテレビでバラエティ番組に出ているのを見ていたので、
どうしても「こぶ平」のイメージが抜け切れませんでした。
もともとは柳家小三治がトリを務める予定だったのが代演であがったもので、
演目は「蜆売り」でした。いわゆる人情話ですね。
この人は話し方が特別うまいわけではないけれど、
人の良さが話に表れているのか、じっくり聞かせる人だなと感じました。



とまあ初めての寄席体験でしたが非常に楽しめました。
暇を作ってまた行きたいものです。
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