Gen-ya.

幻夜
　　集英社
　　著東野　圭吾

長かったです、この本。
電車の中で読むためにこの分厚いハードカバーの本を持ち歩いていたため、最近の私のかばんは異常に重かったです

読み始めはつまんないかも、この本・・って思ったけど、段々のめり込んでいっちゃいました。
でも、途中の展開部分が長くて中だるみしてるような気がした。

阪神大震災のどさくさに紛れて叔父を殺害してしまった主人公の男性がそれを目撃した女性と殺人の秘密を抱えながら幸せを掴むために生きていくストーリー。
・・な訳は無く、この女性の周辺にいる人間がどんどん狂わされる話です。
ぐろい話です
この女性がかなり頭のキレる人物で、主人公の男性は結局利用され傷つけられ、めちゃくちゃな人生にされてしまうので読んでいて結構つらかったりする。
この女性は悪い人だけど、頭いいし、かなりの美貌の持ち主ということで、結構憧れちゃうんだよなー
だけど、悪いやつだー、悪いやつなんだーーーーー
うぉーーー、男性がかわいそすぎるよーーー
ラストには納得がいかなかった。
悔しすぎて、読み終わった後ぽかーんとしてしまった

ネットで読者の感想なんかを見てたら、どうやらこの話は白夜行の続編らしい。
それなら白夜行から読めばよかったー