(佐渡バスツアーIndex)
佐渡歴史伝説館の隣で昼食を済ませたあと、ツアーバスで次の観光地に移動しました。
次にやってきたところは、これも有名な佐渡金山です。
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江戸時代をそのまま再現した国の史跡に指定されている江戸時代の採掘跡「宗太夫坑」が
観光用に公開されています。
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地下坑に下りて行くと、ひんやりしてきました。
入る前に中の温度は10度くらいなので、上に着るものを持っていった方が良いとと
バスガイドさんから聞いていた通りでした。
坑の中では電動人形が当時の作業を忠実に再現してます。
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水上輪と桶引作業
佐渡金山は地下深くまで掘られたことから湧水が多くなり、1650年代から水上輪と呼ばれる
手回しポンプが使われたそうです。
水上輪とは、長さ3m、直径30cm程の長細い桶の中に螺旋状の翼を取り付け、桶全体を
ハンドルで回転させ、水をねじ上げるものでした
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採掘作業の様子
金穿大工達は鑚(たがね)を上田箸(うえだばし)で鋏み、鎚(つち)で鑚を打ちました。
上田箸は短くなった鑚を使えるため経済的で、手元の安全を守るのにも役立ちました。
他には玄翁(げんのう)や穿鎚(さいづち)などが使われたそうです。
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坑の中に佐渡金山に江戸時代から伝わる「やわらぎ」が展示されています。
「やわらぎ」は神事芸能で、金穿大工達が山の神の心を和らげ、安全に採掘できるよう、
また鉱脈が軟らかくなることを祈って大山祗神社に奉納したものと伝えられています。
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現在でも、毎年7月下旬の鉱山祭の初日に、この神事芸能が大山祗神社に奉納されているそうです。
宗太夫坑内の各シーンの解説文は「史跡佐渡金山ホームページ」より引用しました)
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展示室にある江戸時代の奉行船。
帆には葵の紋が。
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佐渡金山の次は、峡湾美で有名な国定公園尖閣湾の揚島遊園に来ました。
ここは1953年に映画化された「君の名は」のロケ地としても有名です。
佐渡西海岸の中央付近の尖閣湾は約4kmの海岸に見られる、5つの小湾の総称を言います。
特徴は、高さ約30mの絶壁で、世界一の峡尖美として名高いノルウェーのハルダンゲル峡尖に勝るとも劣らないことから、その名を直訳して名付けられたそうです。
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小雨の中、幽仙峡またの名は、まちこ橋を渡って展望台のある先端まで行きます。
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橋を渡ったところで記念撮影。
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先端の展望台から今渡ってきた、まちこ橋を望みます。
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美しい景観です。
船は底から海の中を覗ける遊覧船です。
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展望台から下に下りると海の近くまで行けます。
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尖閣湾揚島遊園での自由散策でこの日の観光を終え、17時過ぎに早めにホテルに戻りました。
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ホテルは西海岸の南端付近にある春日崎の突端にあり、そこからの景色もまたきれいです。
敷地内も広く、庭もまた美しい景色です。
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ホテルの玄関に、夕日が沈む時刻が案内されていたので、是非写真に収めたいと思いました。
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夕日が沈む時刻にホテルの玄関先でその瞬間を待ちましたが、陽が沈む瞬間は雲が邪魔して、
決定的な瞬間は撮れませんでした。
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ホテルの露天風呂では、目の前が海で、温泉に浸かりながら良い景色が楽しめて最高です。
右側が女性用の露天風呂のため仕切りがあり、その仕切りがなければ、もう少し広く景色が
楽しめますが、仕方ありませんね。
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夕食のメニューは昨日とは変わっていますが、基本は海の幸ばかりで、ちょっと・・ですね。
揚げ物でも混じっていればと贅沢な事を思っていました。
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夕食のあと、今日も民謡ショーがあるので、観に行ってみました。
今日は、ホテルの中庭で行われましたが内容は昨日と同じなので少し見物してから部屋に戻りました。
2日目終わり。
3日目につづく。
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