尾道・出雲、花めぐりツアーその4
2日目の観光その3は、広島県三次(みよし)市のワイナリー立ち寄りと出雲大社への参拝です。
瀬戸内海側から北上して世羅町のチューリップや芝桜を鑑賞してさらに北に向かうと三次市に入ります。三次市は中国地方のほぼ中央部に位置し、山陽側、山陰側へほぼ等距離に位置している。
三次市にあるワイナリーに立ち寄りました。
ワイナリーの中では各種三次ワインの試飲ができます。またワインだけでなくワインジュースも試飲できました。中庭では連休のイベントとしてテントのお店が立ち並び、広島和牛の炭火焼き肉も食べられます。肉がうまそうだったので、買ってバスの中で食べました。
三次ワイナリーに立ち寄ってからツアーバスはさらに北に向かい出雲に向かいました。途中移動中のバスの中でさっき買った焼き肉とお弁当で昼食をとりました。
三次市から北に1時間ほど走って、島根県に入り、飯南町にある道の駅 頓原で途中休憩しました。
駐車スペースにはEV-Stationが。 徐々に電気自動車が普及し始めているのでしょうか。
道の駅からさらに1時間ほどで出雲市に入りました。 連休とあって、有名な出雲大社に向かう道は大渋滞。 なかなか前に進まないので、バスガイドさんと添乗員さんが相談して途中から歩くことにしました。
10分ほど歩いて出雲市大社に到着。 現地のガイドさんが同行して説明してくれるようです。そのガイドさんは食事とお土産のお店の人のようで、帰りにその店に立ち寄る約束のような感じです。たしか兼六園でもそのようでした。
ここは、出雲大社の隣にある出雲国造家千家国造館(いずもこくそうけせんげこくそうかん)です。
出雲大社の宮司さんのお住まいで、元出雲国造だった出雲氏を祖とする家柄で、出雲大社の祭祀を司る社家として子孫が世襲しています。
出雲国造家は皇室と同じく、神話の世界から今なお続く家系で、しかも皇室とは親戚関係。現在は、第84代千家尊祐氏で2002年に国造職を引き継がれているそうです。
ここは神楽殿。昭和56年に新築され、その大広間は270畳敷きの広さをほこり朝夕のおまつりの他、御神楽や御祈祷が奉仕されます。 この日は中で結婚式も行われていました。 鎌倉の鶴岡八幡宮でも見ましたが、ここでも結婚式が出来るんですね。
神楽殿の連縄(しめなわ)
連縄は長さ13メートル、重さ5トンの巨大なもの
この奥が参道正面の入口で1の鳥居があります。手前が本殿方向。
境内にある因幡の白ウサギのエピソードを示す像です。
大国主大神がウサギにアドバイスをしています。
本殿前まで来ましたが、本殿(右奥)は修復作業用の鉄骨のカバーで覆われていました。ちょうど平成25年の遷宮の時期にあたり、来年までは左側の御仮殿に参拝します。ちなみに伊勢神宮は20年毎、出雲大社は60年毎に定期的な式年遷宮が行われ、珍しく平成25年に伊勢神宮、出雲大社が同時期に遷宮が行われるようです。
本殿の修復作業はほぼ終わり、新しくはられた屋根が見えています。出雲大社の遷宮は同じ場所で修理し、伊勢神宮は新しい場所に作り替えるようです。
御仮殿の前には参拝する人の行列。
出雲大社ほかいくつかの神社で旧暦10月に「神在月」の神事が行われる。出雲大社に全国の神が集まって一年の事を話し合うため、出雲以外には神がいなくなることから、神無月と言われる。
本殿の両側にある長屋のような建物。これが一年に一度出雲大社に出張した全国の神様が宿泊する建物。左は西側にある建物で、出雲大社よりも西にある神様用。そして右は東側にあり出雲大社より東にある神様用とか。神様の数だけ部屋が分かれている。
来年はどちらも遷宮とは…私は今年が会社の遷事務所U+2048で忙しいです(⌒-⌒; )