以前もこの件でブログを書きましたが、日本テレビは最低ですよね。見出しの調査結果を出していますが、わかりにくいのですよね。私の理解では、日本テレビのプロデューサーが脚本家と組んで原作をより面白くしようと(テレビドラマのやり方でやろうと。)原作者とコミュニケーションを取ることなく内容を改変したことで原作者のプライドを大きく傷つけ、最悪の結果を招いたのだと思います。
それなのに、日本テレビは、調査報告書なるものを長く書いて、理解を混沌とさせようとしているとしか思えないのですよ。小学館の方は、日本テレビとの契約や危機管理体制には問題があったと反省しているのに。具体的には、日テレからドラマ化の要請があったときに「原作に忠実」な脚本でないと難しいと伝えていたということです。まあ、小学館も原作者の代理人くらいの気持ちで日本テレビとの折衝に当たれば良かったとは思います。誰もが無責任で、原作者は孤独になったのだと推測しました。
折しも、横溝正史というミステリー作家が過去に片岡千恵蔵という有名役者を使った映画を撮ったのですが、フィルムが劣化したのでクラウドファンディングするということでした。題名は「悪魔が来たりて笛を吹く」だったと思います。金田一耕助は原作では着物なのに片岡千恵蔵は背広でした。
このニュースを思い出してしまいました。つまり、映画監督やテレビ監督、プロデューサーなどは、自分が面白くしてやるという傲慢な部分を持っているのではないかと思ったのです。ほとんどがパワハラのようなものでしょう。
やはり、報道関係者や芸能関係者の中には精神が反日左翼に染まって、なぜ、テレビが低迷の時代なのかを正確に分析も出来ず、時代において行かれているのではないかと感じました。
そして、テレビの傲慢とは、日本テレビではホームページへの社長のコメントだけで記者会見の場を設けないでしょう。他の記者の厳しい追及など受けないばかりか、他社も談合しているかのように調査報道をしないことでもわかりますよね。調査結果が出たということで、事実関係を淡々と報道しています。
民間の会社などへの取材であれば、社長は説明責任を果たせとか、原因追及が甘いとか、事実関係が違うとか、追及があるでしょう。やはり、権力は腐敗するという格言のとおり、報道は腐敗しています。