日銀のマイナス金利関係のことは先日も書きましたが、早速、マスコミの言うところの通称「専門家」が反日左翼報道にコメントを寄せています。3月20日付け反日左翼紙のスポニチアネックスです。「森本卓郎氏 日銀マイナス金利解除受け「普通預金、金利20倍の動きにバッサリ「ちゃんちゃらインチキ」」という記事です。
スポニチが台本を書いたように思えるような記事であることは、「ちゃんちゃらインチキ」という言葉が表しているように思います。何がインチキなのか説明しろよと思います。
普通預金が金利20倍といいながら、少ししかお金が入らないことを言っているのでしょう。別に日銀が金利を上げて庶民に儲けさせるよとか言っていないでしょう。
このスポニチアネックスの記事の内容は、ニッポン放送のラジオ番組と思われますが、森本専門家が、今回の日銀のマイナス金利の解除を受け、番組内で否定的なコメントをしたということです。
① 貸手側の銀行などは、住宅ローンや中小企業の借りたお金に100%転嫁
できる。
② なのに一般国民は、1万円を1年間預けて、0.1%金利で10円だが、預
金金利を上げた銀行では0.02%なので年間2円しかない。
といった内容です。
そのほか、スポニチアネックスでは、この森本専門家の記事で、
〇 新NISAはやってはダメ。
〇 デフレ脱却をしていないのに金利を引き上げに行った。
などの記事を掲載しています。
また、専門家の大学教授というのもいます。3月19日付けのデイリーの記事です。藤井聡京大教授を引っ張り出して、「「最悪です」日銀のマイナス金利解除に「国民貧困化の加速は決定的」テレビ出演多数「正義のミカタ」など」という記事を出していました。反日左翼的言説ですよね。「国民の貧困化の加速は決定的」と断言していますよ。
そもそも京都大学の教授だから経済に詳しく、将来の見通しも的確に出来るのかということです。それに、テレビに多数出演しているからどうなのということです。反日左翼の報道が自分たちに都合のいいことを話してくれる通称専門家を呼んでいるだけでしょう。
今日の結論は、日銀はマイナス金利は解除すると言ったけど、金融緩和的な政策は続けるというのが趣旨だと理解することですよ。私が書いたように、日銀だって緩和的な政策がいいことをわかっているし、急激な変化は良くないと理解しているからでしょう。総理もそう説明したし、日銀総裁も言ったでしょう。
報道は、そこを飛ばして、「マイナス金利解除」をクローズアップさせることで国民の不安を煽るのですよ。ローンが高くなるとか、いろいろ訳のわからない予測を専門家に言わせていましたよね。
反日左翼が重宝する専門家の言い分は信じない方がいいですよ。もうすぐ、日銀の資料がインターネットに掲載されるでしょうから、それを見て、自分で理解することです。現在、円安が進んでいるので、専門家達の発言は誤りだったことが証明されているでしょう。
追伸 森本専門家は、息子まで専門家に仕立て上げています。息子までテレ
ビの御用専門家にしていますよ。天下りどころではなく、コネではない
のしょうか。