神田沙也加さんが札幌市内のホテルで亡くなったことの報道について、いかに報道関係者の常識が国民と離れていて、カスなのかということがよくわかる記事があったので紹介します。まず、報道は、基本的にプライベートのことは報道すべきではないというスタンスをもつべきです。今回の件では、事件か事故か判明しなかったからでしょうが、取り上げ方も沙也加さんの過去の男性関係などを取り上げるなど最低でした。犯罪であるなら別でしょうが、プライベートなことでしょう。そこで、詳細は必要ないですよ。亡くなった事実を少し報道すればいいでしょう。あれだけの才能があって、国民を感動させられたのですから。
記事というのは、12月22日付けの東スポWeb「正論か、出すぎか 谷原章介の神田沙也加さん報道「一線引く」発言が物議」という記事です。この記事では、谷原氏がMCをしているフジテレビの情報番組「めざまし8」において、22日に放送した神田沙也加さんに関する特集に関することを取り上げています。
谷原氏は、番組の特集を見終わって、神田正輝さんと松田聖子さんに対し、取材等で騒がせたことを詫びた上で、最後に「今日で神田さんのことについての報道はめざまし8では一線を引いて終わらせたいと思います、本当に失礼致しました。」と頭を下げたそうです。いたってまともです。
これに対し、東スポの記者は、記事で「一方でテレビ業界では、いち出演者が番組の構成について決めることをありえない。他局のディレクターは「事前にめざまし側と協議し『これを言いますよ』と合意しているならともかく、抜き打ちで谷原さんがコメントしたなら大問題。これを認めてしまうと他の番組でも出演タレントが口を出し、公正な報道をたもてなくなる。」と指摘する。」と書いています。
もう、笑ってしましました。他の局のディレクターは、このような番組については、(反日左翼のディレクターの意見に沿ったと思われる)台本があって、それを出演者が発言していることを自供しているではありませんか。まあ、これが左翼ですよ。
最後の、「公正な報道をたもてなくなる。」という部分も、左翼や野党にありがちな、何で公正が保てなくなるかという理由を述べずに自分勝手な発言をした谷原氏という先行したイメージを作っておいて、公正な報道ができなくなるという結論を持ってくるなど、意味不明です。発言にしたディレクターは本当に日本人なのかと思いました。
さらに、谷原氏を貶めるように、同氏は「正直すぎるコメントで物議を醸してきた。テニスの大坂なおみが全仏オープンで記者会見を拒否した際には「記者会見で話していただきたい」とコメントし炎上。」などど批難した上で、締めが「22日午後には沙也加さんと交際していた俳優の前山剛久(30)が追悼コメントを発表した。それでも番組は取り上げないつもりなのか。」と書いて、いかにも自分が正しいのだと言わんばかりの書き方です。最低ですよね。
まあ、芸能界には、左翼が多いってことはわかりますが、前山とかいう俳優も売名行為にしか思えません。本当に付き合っていたのなら、言わないでしょう。反日左翼ならまだしも、まともな人なら残った家族をそっとしておいてあげたいと思いますよ。谷原氏は、そう思ったからこそ、番組では事前に進行などの内容は相談はしていたでしょうが、こういう発言になったのだと思いますよ。
そろそろ、報道関係者は自分の常識を疑って、報道のあり方を反省すべきです。他人の不幸は蜜の味とか、本音では国民は知りたいのだとか、国民を舐めているのでしょう。
そして、皆さんも、そういう偏った思想を持っている人たちが作成しているテレビなどを機会があれば批難してください。こういう態度が変わるまで。