いかりじいじのブログ

ドルーリー選手に関する報道は最低

 先日、全国女子駅伝大会があり、事前に記者発表がなされたようですが、その時に同席していた記者が、ドルーリー選手に対する取材について、テレビや紙媒体のスポーツ記者達に苦言を呈していたのです。まさに、私の意見と同じだったので紹介したいと思います。
 私は、日曜日の大会の結果を報じたNHKニュースでも1位宮城県だったでしょうか、どうやって1位になったのかとか、立役者は誰だったのかスポットを当てるわけでもなく、ドルーリー選手を追いかけていたので、違和感を感じていたのですよ。(NHKは、地域のニュースを民放がやっているのに、やらないケースが多いのですよ。今度、見てみてください。)
 NunberWebの1月18日付け「「注目されてつらい思いを・・・でも」ドルーリー朱瑛里をめぐる過熱報道に思うこと・・・異様な雰囲気だった全国女子駅伝、記者発表の舞台ウラ」という記事です。(及川彩子さんという記者が書いたようです。この記事でも写真はドルーリー選手ばかりでしたから、人のことは言えないか。)
 記事では、冒頭に簡潔に報道の本質を分析しています。「情報を欲している人がいるから、世の中に必要な記事だから、視聴率が取れるから、記事やニュースを出す理由は、様々だ。」ということです。私には、最後に本音を書いていて、「視聴率が取れるから」つまり、「媒体が売れるから、お金になるから」と読めました。
 そして、主催者がオンラインで記者発表をして、ドルーリー選手の取材をテレビとペン(紙媒体でしょう。)の代表1社づつが代表で別室での記者質問を受けると発表したそうです。そうすると、質疑応答は共有されるのかなど、自分たちには取材させないのかのような異様な雰囲気になったそうです。それで、30時間後に質疑の送付を締め切るということで記者発表は終わったようです。
 主催者は、質問が殺到するのではないかと心配していたようですが、質問があったのはわずかだったようです。その内容はわかりません。内容も紹介してほしかったですよね。
 どうせ、くだらない質問ですよ。記者なんか勉強していないのですから。また、元選手などを使うこともありますが、本当に皆が知りたくて、選手の応援になるような質問をしていただきたいと思いますよね。
 記事にあるように、「我々には取材する権利がある、と言わんばかりに権利を主張をする一方で、質問がないというのは矛盾しているように感じられた。」ということでした。
 過去にも大谷選手のことを書きましたが、報道は、オリジナルな人目を引くような事ばかりを追いかけて、大谷選手の「野球が好き」で野球のためにできる限りのことをやるということへの尊敬がないから、くだらないことばかりを報道するようになるのだと思います。
 飼い犬のデコピンだって、犬がもらった人形を壊したこと事など、表だってわかる事実ばかりなのですよね。デコピンは、リハビリ中に大谷選手を支えていたでしょうに、報道はそういう思いに至らない最低の人間ばかりなのですよね。たぶん、幹部が悪いのだと感じています。
 悪い日本の組織の典型ですよね。幹部は、勉強もせずに、売り上げだけを気にして、嫌なことは部下に任せて責任を押し付けるのですよ。最低でしょう。日本には多いですよね、そういう幹部が。我が社にも昔いましたよ。
 皆さんには、いろいろなことをその人の気持ちになって思うことを大切にしてください。今の人は頭ばかりで考えて、物事が簡単に出来ると思っている人が多いんですよね。自分でやってみたら、そのことがどれだけすごいことかわかりますよ。
  報道の人や報道を目指している人には、是非、そいうところを改革できるように努力してくださいね。











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